ミラン、来季新監督招聘どビッグネームをリストアップか?

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 ACミランが、来季に向け新指揮官招聘に向け動きを加速しているようだ。現地時間27日、成績不振を理由にヴィンチェンツォ・モンテッラ監督を解任。

 後任に、クラブOBで下部組織を率いていたジェンナーロ・ガットゥーゾ氏を内部昇格させイン監督に指名した。
 マルコ・ファッソーネCEOやマッシミリアーノ・ミラベッリSDは、ガットゥーゾ新監督が暫定監督ではないと否定。

 だが、現地メディアではガットゥーゾ監督の後任監督の情報について伝えている。
 報道によると、来季、新生ミランを率いるに相応しい人材としてカルロ・アンチェロッティ氏、アントニオ・コンテ氏の両名をリストアップしているのではないかと伝えている。

 ミランの本命は、当時低迷していたユヴェントスを1年で立て直しリーグ6連覇の土台を構築し、チェルシー新指揮官に就任しプレミアリーグ初挑戦ながらリーグ優勝に導いて見せたコンテ監督だ。

 チェルシーは、コンテ監督の手腕を高く評価しているものの、妥協なき補強指針と気分屋であるコンテ氏の扱いに苦慮しているのは間違いない。
 今季終了後の退任も噂されており、自由契約となればミランが招聘に向け積極的に動くこととなるのは間違いない事実だろう。

 一部のメディアでは、ミラン幹部はコンテ監督招聘に向け白紙の契約書を準備する可能性があるとまで伝えている。
 とはいえ、現時点でコンテ監督はチェルシーで挑戦を続けていくことを表明しており、ミランが引き抜くことは困難か?

 コンテ監督招聘に失敗した場合、現在フリーのアンチェロッティ氏の復帰が有力とされている。
 アンチェロッティ氏も、プレミアリーグへの挑戦を希望しており、ミラン復帰には否定的。

 第三の案としてゼニト・サンクトペテルブルクを率いるロベルト・マンチーニ監督の名前もリストアップされているようだが、自身のキャリアを優先して考えており、ミラン指揮官就任には否定的だ。

 ミランにとって、最良の選択肢はガットゥーゾ新監督がクラブを上昇気流に乗せることだ。
 クラブ首脳陣は、ガットゥーゾ監督は“ 暫定レベル ”以上とは考えておらず、今季終了後に未陰ることとなるだろう。

 イタリア国内、そして欧州での競争力を取り戻すべく、復活の道を歩んでいるミラン。
 来季、新監督の席に誰が座ることとなるか注目が集まりそうだ。

 

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