トニ・クロース、ドイツ代表引退を正式に表明

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 レアル・マドリー所属のMFトニ・クロース。ドイツ代表からの引退を正式に表明した。
 EURO2020本大会にドイツ代表として参戦していたクロース。

 

 決勝トーナメント1回戦で惜しくもイングランド代表に敗れベスト16での敗退が決定。
 2022年にカタールで開催されるワールドカップ出場の可能性も残されていたが、31歳という年齢もあり代表引退の可能性が噂されていた。

 

 クロースは、EURO2020本大会が終了したことで、クラブでのプレーに集中することを選択。
 2010年にドイツA代表デビューを果たすと、2014年にワールドカップ優勝を経験。

 

 ドイツ代表で主力として活躍し代表通算106試合に出場し17ゴール19アシストを記録。
 クロースは自身の公式Twitterを更新し、自身の代表での去就について次の通り表明した。

 

「 僕はこれまでドイツ代表として106試合に出たけど、今後代表としてプレーすることは無いだろう。僕は、代表109試合とEURO優勝のために全力を尽くしてきた。でも今後数年間はレアル・マドリーで集中したいと考えていて、2022年のワールドカップに出場しないことは以前から決めていたことなんだ 」

 

「 代表のユニフォームを着ることができたのはとても光栄なことだった。いつも誇りと情熱を持ってプレーしてきたつもりだよ。拍手や声援で僕を支えてくれたファンの皆さんに感謝するとともに、ドイツ代表で指揮官を務めていたヨアヒム・レーヴ監督にも心から感謝したい。彼は僕を代表の選手として使ってくれて、ワールドカップ優勝まで経験させてくれた。皆さんのご活躍をお祈りするとともに、これから代表を指揮してくれるハンジ・フリック監督にたくさんの幸運が訪れることを願っています 」

 

 所属クラブであるマドリーでも指揮官が交代し世代交代に着手している。
 クロースにとって、向こう数年が大きな山場であることは間違いなく、まだまだ代表で活躍する姿を見たかったが代表引退は必然の結果なのかもしれない。

 

 

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