ユヴェントス所属のFWアンヘル・ディ・マリアに、アメリカ・メジャーリーグ・サッカー挑戦の可能性が浮上した。
昨年夏、在籍していたパリ・サンジェルマンとの契約が満了を迎え、フリートランスファーでユヴェントスへ加入。
加入当初からスタメンを確保したものの、負傷の影響などもあり一時停滞。
しかし、ワールドカップ期間が明けシーズン後半戦に突入後からパフォーマンスが大幅に改善。
今季、ここまで公式戦21試合に出場し7ゴール6アシストをマークし、チームを牽引する活躍を披露。
そんなディ・マリアだが、クラブとの現行契約は今季限りで満了を迎える予定。
クラブ側は選手と契約延長を希望しているものの、現時点で交渉は順調に進んでおらず軽契約満了での退団の可能性も浮上している。
そんなディ・マリアに、インテル・マイアミが獲得の可能性を探っているようだ。
インテル・マイアミはMLS参戦移行独自のコネクションを最大限活用し、欧州で活躍したビッグネームを中心に獲得を模索。
ディ・マリアは、35歳を迎えたものの未だトップクラスのパフォーマンスを披露し続ける。
しかし、選手本人はユヴェントスとの現行契約満了後、母国アルゼンチンの古巣ロサリオ・セントラル加入を望んでいると伝えられている。
この報道が事実であれば、欧州でのプレーは今季限りで終了を意味している。
ただ、ユヴェントスでのパフォーマンスを考えると、成長著しいアメリカから母国のクラブチーム以上のオファーが選手に届いた場合、オファーを検討する可能性は十分に考えられる。
ユヴェントスは今季粉飾決算の制裁を受け、来季チャンピオンズリーグ出場権確保は非常に難しい状況下にある。
これにより収益の低下が予想され、人件費の削減が至上命題。
ディ・マリアを納得させるだけのオファーを提示できるかどうかも不透明であり、さらにCL出場権を得られなければ選手が契約を延長するための魅力は大きく低下する。
さらに、インテル・マイアミはさらなる補強に向け意欲的に動いており、パリ・サンジェルマン所属のFWリオネル・メッシやバルセロナ所属のMFセルヒオ・ブスケッツへのオファー提示を検討。
いずれの選手も、今季終了後に在籍クラブとの現行契約が満了を迎えるため、フリートランスファーで獲得できる可能性がある。
ディ・マリアとインテル・マイアミ両者は、契約満了後の去就について自由に交渉できる権利を有している。
今夏の去就が注目されるディ・マリアだが、自身初となるアメリカ挑戦を決断することとなるのか注目。
インテル・マイアミ
ユヴェントス所属のFWアンヘル・ディ・マリア獲得に関心https://t.co/NE1DLVogF9— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) February 27, 2023