バルセロナのDFジェラール・ピケ、現役引退を電撃発表

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 バルセロナ所属のDFジェラール・ピケが、現役引退を発表した。
 2008年にマンチェスター・ユナイテッドから古巣に復帰して以降、アカデミー時代を過ごしたバルセロナで中心選手として活躍してきたピケ。

 

 最終ラインを統率しクラブの黄金期を支え続けてきた。
 近年は、負傷やコンディション不良に苦しめられ出場機会が減少。

 

 さらにピッチ外でも小さくない問題を抱え、今季開幕前にはシャビ・エルナンデス監督からサッカーに集中することを指摘されていた。
 ピケは、クラブの今夏の大型補強の影響などもあり、今季ここまで9試合に出場。

 

 開幕前は、バルセロナでのプレーに意欲を見せていたピケだが、シーズン途中に現役を引退するという異例の発表を行った。
 ピケはリーグ第13節のアルメリア戦が選手として最後の試合となることを次の通り表明した。

 

「 この土曜日の試合が僕のカンプ・ノウでの最後の試合になる。そして、僕は一ファンになり、チームをサポートすることになる。僕の家族が僕に対してくれたように、バルサへの愛情を僕は子供たちへとつなぐことになる。そして、遅かれ早かれ僕はバルサに戻り、カンプ・ノウで君達と再会する。バルサ、万歳 」

 

 ピケは、2008年のトップチームデビューからここまでバルセロナで通算615試合に出場。
 8度のリーグ優勝、4度のチャンピオンズリーグ制覇などを経験した。

 

 またスペイン代表としては2009年にデビューを飾ると、2018年の代表引退まで102キャップ5ゴールを記録。
 2010年のW杯制覇、EURO2012制覇するなど代表の黄金期も経験した。

 

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