コンテ監督は来季PSGの新監督に就任?

LINEで送る
Pocket

 

 トッテナムを率いるアントニオ・コンテ監督が、来季パリ・サンジェルマンの新監督に就任する可能性が伝えられた。
 報道によると、コンテ監督自身がフランス行きに意欲的な姿勢を見せているという。

 

 パリSGは現在、マウリシオ・ポチェッティーノ監督がチームを率いているが、リーグ優勝を果たしたものの悲願のチャンピオンズリーグタイトルを逃し立場が非常に不安定な状態にある。
 シーズン途中から解任の噂は付き纏い、シーズン途中にもかかわらずクラブフロントが後任人事に着手したという噂も流れるしまつ。

 

 とりわけ今季は、昨年夏の大型補強の影響などもあり最もCLタイトルに近いシーズンだとも噂されていただけに、CLラウンド16での早期敗退はクラブに大きなダメージを与えた。
 パリSGのこれまでの監督との付き合い方を考えると、ポチェッティーノ監督は今夏に解任されることが既定路線と予想する。

 

 パリSGフロントは、すでに後任人事の問題に着手しており、プライオリティをおいて交渉を進めようとしているのが母国の英雄であるジネディーヌ・ジダン氏の招聘だろう。
 パリSGはジダン氏と接触していることは間違いな事実だが、具体的な交渉まで進展していないのが現状のようだ。

 

 仮に、このままジダン氏の新監督招聘が失敗に終われば、大きなダメージを被ることになるため早期にプランBへ移行する必要もある。
 そこで浮上したのが、ユヴェントスやインテルで大きな結果を残してきたコンテ監督の招聘だ。

 現時点では公式な接触は行われていないようだが、コンテ監督はフランス行きに意欲的な姿勢を見せているという報道もある。
 確かに、コンテ監督が求めるチームづくり(戦力補強)を行えるのはパリSGを置いて他にはない。

 

 これまで在籍してきたクラブでは、リーグ優勝を成し遂げるなど大きな成果を残してきたものの、戦力補強でクラブフロントと対立し辞任( 解任 )を繰り返してきた実績がある。
 パリSGほどの資金力があれば、コンテ監督が欲する選手を獲得することは不可能なミッションではない。

 

 ただ、懸念されるのはコンテ監督がチャンピオンズリーグでの戦いに非常に弱いことだ。
 パリSGは、長年CL優勝を悲願として戦い続けてきた。

 

 新指揮官の理想像は、CLの闘い方を熟知し優勝経験があり、ビッグネームが並ぶチームをまとめ上げる人物だろう。
 現在フリーで適任なのはジダン氏で間違いないが、なかなか首を縦に振らないのが現状。

 

 一説によると、次期フランス代表監督を狙っているという噂もあるため、去就が定まらないといったところだろうか。
 コンテ監督は、フランス挑戦に前向きだと報じられたが、果たしてパリSGに新天地を求めることになるのか今後の動きに注目していきたい。

 

 

LINEで送る
Pocket