低迷マドリー、来季に向け大型補強を断行か?

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<> at Stamford Bridge on January 24, 2018 in London, England.

 

 今季、リーグ戦で4位と低迷に喘ぐレアル・マドリー。来夏の移籍市場で大型補強に打って出るのかもしれない。
 報道によると、マドリーはプレミアリーグのクラブに在籍する複数の選手をリストアップしている様子。

 

 その筆頭とされているのがチェルシー所属のMFエデン・アザールだ。
 ジネディーヌ・ジダン監督はアザールを高く評価しており、獲得を熱望しているという。マドリーはアザール獲得に向け推定2億ポンドのオファーを用意する構えであると報じられている。

 

 マドリーの動きは、これだけでは終わらない。アザールと同様に獲得を狙っているのが、トッテナム所属のFWハリー・ケインだ。
 現在、トッテナムを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督とハリー・ケインのダブル獲りを狙っており、トッテナムに猛攻を仕掛けることとなる。

 

 マドリーの動きはまだ止まらない。マンチェスター・ユナイテッド所属のGKダビド・デ・ヘアもリストアップしている。
 デ・ヘアは、過去にマドリー移籍直前まで迫り当初の移籍金額の約3倍となる1億ポンドを用意しているとのこと。

 

 いつ如何なる場合でも、移籍交渉を優位に進めるフロレンティーノ・ペレス会長。
 近年、大型補強は鳴りを潜め財政的には問題はないだろう。

 

 マドリーにとって、難敵はジネディーヌ・ジダン監督だと言っても過言ではない。
 自身が就任した当時から、固定のメンバーで戦っており大幅な戦力の入れ替えを嫌う傾向にある選手。

 

 マドリーの現スカッドは、カルロ・アンチェロッティ元監督が構築したチームである。
 これまで大胆な血の入れ替えを断行してこなかったジダン監督だが、今季の低迷でクラブ内での発言力は低下しており、選手の平均年齢も上げ止まりが見えない。

 

 大胆な戦力の刷新で、これまで急速に力をつけてきたマドリー。
 報じられた通りの選手を獲得すれば、再び高い競争力を維持できる環境ができるけに、今後の動きに注目が集まりそうだ。

 

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