トッテナム所属のFWハリー・ケイン。今夏の移籍市場でトッテナム退団を示唆し、マンチェスター・シティ移籍が噂されていた。
去就が注目されてきたケイン。
シティは、ケイン獲得に向け巨額のオファーをトッテナムに提示したものの交渉が破断。
ケインは、練習ボイコットなど実力行使にも出たがクラブフロントの意思は固く、シティとの交渉に応じる姿を見せることがなかった。
現状を受け、長期間にわたる反旗は自身にとっても大きな不利益があると判断したか、ケインは移籍志願を撤回しトッテナム残留を示唆するコメントを残した。
「 日曜日にスパーズファンからの歓迎を目にしたこと、この数週間にわたっていくつもの支援のメッセージに目を通したことはとても素晴らしいものだった。今週、僕はトッテナムに残り、チームが成功を手にするために手助けすることだけを100%考えている 」
ケインのトッテナム残留宣言を受け、最も落胆したのがシティだろう。
今夏にFWセルヒオ・アグエロが退団し、その後継者としてケイン獲得に本腰を入れていたシティ。
今夏の移籍マーケットも残された時間は少ない。
ケイン級の選手がマーケットに残っていない現状を考えると、今季は現有戦力で乗り切って行くことになりそうだ。
トッテナム所属のFWハリー・ケイン
マンチェスター・シティ移籍が噂も、今季残留を宣言https://t.co/XoNYmrx9FV— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) August 25, 2021