パリSG退団が噂のネイマール、マドリーは争奪戦不参加の意向へ

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 パリ・サンジェルマン所属のFWネイマール。今夏の移籍市場で古巣バルセロナ復帰が噂されている。
 これまでネイマールの去就を追い続けてきたレアル・マドリー。

 

 ネイマールがマーケットに出回ることとなれば、争奪戦参戦必須とみられてきたマドリーだが、ここにきて状況が変化し始めたようだ。
 今夏の移籍市場で大型補強を断行したマドリーは、ネイマールへの関心が薄れつつあるのが現状のようだ。

 

 フロレンティーノ・ペレス会長のお気に入りであるネイマール。
 ペレス会長は獲得のチャンスがあれば、ネイマール獲得に乗り出す用意があると伝えられ続けてきたが、マドリー首脳陣の多くがネイマール獲得に反対の意見を持つものばかり。

 

 ピッチ内外で多くの問題を抱え、負傷癖に悩まされるネイマール。
 獲得に必要な高額な移籍金とサラリーに見合うだけのパフォーマンスを披露できるかどうか懐疑的な見方が多いとのこと。

 

 この意見は間違いないないだろう。
 27歳を迎えたネイマール。パリSGで“ 王様 ”として振舞ってきた選手を改心させることは困難なミッションだ。

 

 パリSG加入後、2年連続で長期負傷離脱しているのも獲得を不安視させる要因の一つ。
 マドリーは、ギャレス・ベイルで大きな失敗をしているだけに、ネイマール獲得に慎重な姿勢を見せるのは当然だろう。

 

 同額程度の移籍金を支払うのであれば、特大な将来性を持つキリアン・ムバッペ獲得の方が得策だ。
 事実、ムバッペは新たな挑戦を連想させる発言を残しており、今夏は無理だとしても来年以降獲得の可能性は残される。

 

 同時に、ネイマールは古巣バルセロナ復帰に意欲を見せており、マドリーが争奪戦に参戦したとしても徒労に終わる可能性は高い。
 出揃った条件を冷静に判断しなくとも、マドリーがネイマール獲得に消極的なのは火を見るよりも明らか。

 

 ペレス会長悲願のネイマール獲得だが、両者は最後まで縁のないまま終わることになるのかもしれない。

 

 

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