パリ・サンジェルマン所属のFWネイマール。
チャンピオンズリーグ早期敗退確定で苦しい状況にあるネイマールの去就にニューカッスルが関心を示しているようだ。
2017年に移籍金2億2200万ユーロでバルセロナからパリSGへ新天地を求めたネイマール。
パリSG悲願のCL制覇に向けた大型補強であり、ネイマールに寄せられる期待は非常に大きなものである。
しかし、パリSGに加入して以降、負傷による離脱を繰り返し周囲を納得させるだけの結果を残すことができずにいる。
試合に出場すれば、ひときわ眩いプレーを魅せるものの稼働率の悪さが懸念材料。
今季は公式戦20試合に出場し5得点にとどまっており、サポーターからの風当たりも強くなっている。
サポーターは、ネイマールが置かれた状況をよく理解しており、CL早期敗退をきっかけに試合中激しいブーイングを浴びせるなど、不要論を示す言動を見せる。
このような状況の中、クラブはフロント陣の刷新とチーム再構築を模索している模様。
高額な年俸を受け取るビッグネームも売却対象のようで、ネイマールやリオネル・メッシも例に漏れずといった状況だ。
そのネイマール獲得を画策するニューカッスルは、サウジアラビアの新オーナーによるクラブ買収で巨額の資金力を手に入れることに成功。
資金規模はパリSGをも上回るとも伝えられており、ネイマール獲得に向けた資金面の障害はない。
ニューカッスルは、プレミア6と対等に渡り合える戦力構築を目指しており、今冬にもバルセロナからMFフィリペ・コウチーニョら複数の選手を獲得し堅実な補強を断行。
この動きは、今夏にさらに加速すると見られており、補強リストの最上位にネイマールをリストアップしている模様。
現時点では、両クラブそして選手の具体的な動きは見られていない。
もしネイマールがフランスで快適に生活を過ごせないのであれば、今夏の移籍を強く望む可能性も考えられる。
選手の筆頭は古巣バルセロナになると考えられるが、獲得には巨額の資金が動く以上、若返りを進めるバルセロナがネイマール獲得に動くかどうかは未知数だ。
現状を考えれば、パリSG残留が基本路線だと考えるが、ニューカッスルは混乱をチャンスと考え破格の条件で獲得オファーを提示する可能性が高い。
ただ、チャンピオンズリーグ出場権を持たないニューカッスルへ、ネイマールが新天地を求めるかと問われれば、大きな疑問符が残るのだが、果たして。
ニューカッスル
パリ・サンジェルマン所属のFWネイマール獲得に関心https://t.co/CeL9QhgE50— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) March 19, 2022