今季、エヴァートンからレンタル契約でパリ・サンジェルマンへ加入するFWモイーズ・キーン。
パリSGは、同選手の完全移籍での買取を検討しているという。
ユヴェントス下部組織出身のキーン。
将来を嘱望され2017年にトップチームデビューを果たすと、ヴェローナへレンタル移籍を経験。
ここで結果を残し、2018年にユヴェントスへ復帰するとゴールを量産。
ユヴェントスの将来のエースストライカー候補として成長が期待されたものの、クラブの無秩序な大型補強の煽りを受け2019年夏にエヴァートンへ新天地を求めた。
自身初のプレミアリーグ挑戦となる19-20シーズンだったが、公式戦33試合に出場し2ゴール2アシストと周囲の期待に応えることができず、昨年夏の移籍市場でパリSGへレンタル移籍。
新天地でここまで公式戦16試合に出場し9ゴール1アシストを記録する活躍を披露。
選手のパフォーマンスを高く評価するパリSGは、同選手を完全移籍で獲得することを検討しているという。
パリSGとエヴァートンの契約には買取オプションが付与されていないため、改めて完全移籍に向けた交渉をエヴァートンと進めていくことになりそうだ。
キーンとエヴァートンの現行契約は2024年まで。
プレミアリーグで結果を残すことができなかったこともあり、キーン売却には大きな障害はないと見られている。
なお、パリSGは同選手獲得に向け移籍金3100万ポンドを準備しているとのこと。
一方、エヴァートンはユヴェントスから同選手を獲得した際、移籍金2700万ポンドを投資していることから、パリSGのオファーを受け入れるものと見られているが果たして。
パリ・サンジェルマン
エヴァートンからレンタルで加入中のFWモイーズ・キーン完全移籍での獲得を模索https://t.co/UXxr0IYHwm— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) January 4, 2021