トッテナムが、エヴァートン所属のFWリシャルリソン獲得を正式発表した。
契約期間は2027年までの5年契約を締結している。
今夏の移籍市場で精力的な補強を続けるトッテナム。
リシャルリソン獲得で4人目の補強に成功したことになる。
トッテナムは、エヴァートンに対し移籍金6000万ポンド程度を支払うことに。
昨季、クラブがプレミアリーグで低迷した中でも10ゴール5アシストを記録しチームを牽引する活躍を披露。
2018年9月にブラジルA代表デビューを果たし、これまで通算36試合に出場し14ゴールを記録。
順調に成長を続け市場価値も上昇するリシャルリソンを6000万ポンド程度の移籍金で獲得できたのには理由がある。
現地6月30日は多くのクラブにとって決算日となる。
過去3シーズンで大きな損失を出しているエヴァートンは、プレミアリーグの利益と持続可能性に関するルールに間に合わせるため、このタイミングでエース売却を強いられたから。
交渉に専念できる時間があれば、さらなる高額な移籍金収益を得ることが可能だったと想定される。
そう、トッテナムにとっては”お買い得”であったということだ。
今夏の移籍市場でMFイヴァン・ペリシッチ獲得を皮切りに、GKフレイザー・フォースター、MFイヴ・ビスマと実力者を次々と補強したトッテナム。
クラブを率いるアントニオ・コンテ監督が高く評価するリシャルリソン獲得を実現させたことで、マンチェスター・シティとリヴァプールが構築するプレミアリーグ2強に割って入るチームを着実に構築しようとしている。
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エヴァートン所属のFWリシャルリソン獲得を発表https://t.co/oMM8pOzrsD— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) July 1, 2022