パリ・サンジェルマン所属のFWネイマール。バルセロナがネイマール獲得に向け、見直しを行った模様。
バルセロナは、今夏にネイマール復帰実現に向け精力的に動いておりクラブ間で幾度となく接触を試みてきた。
最低交渉ラインは移籍金2億2200万ユーロと伝えられるなか、今夏に大型投資を断行し戦力補強を行ったバルセロナにとって残された資金は少ない。
パリSGが要求する条件を引き下げるべく、複数の選手を譲渡するプランを検討。
これまで、MFイヴァン・ラキティッチやDFサミュエル・ウムティティといった選手譲渡をオファーに加えようとしたものの、交渉に進展は見せず。
交渉打開に向け新たに用意した条件は、セメドを譲渡することでパリSGの反応を伺いたいと考えているとのこと。
ネイマールというメガクラック獲得にこだわり続け、チームバランスを完全に無視した補強を断行しようとするバルセロナ。
パリSGが獲得に関心を示していたMFフィリペ・コウチーニョ譲渡が理想的な選択肢であったはずだが、早々にバイエルン・ミュンヘンへの移籍を決めた。
それも、買い取られるかどうかも不透明な買取オプション付きのレンタル契約でだ。
そもそもバイエルンが、コウチーニョ買取に設定した1億2000万ユーロの移籍金を支払うかどうかは疑問。
前科があることを考えれば、パリSGへ譲渡の方がネイマール復帰の可能性は開けていたのではないかとも考える。
前線は人員過多の一方で、最終ラインは人員不足という非常にアンバランスな状況が進められるバルセロナ。
エルネスト・バルベルデ監督の調整力でなんとか空中分解することなく結果を残しているが、今季仮にネイマールを獲得となれば本格的にチームが空中分解する可能性も。
ネイマール獲得は、特大な爆弾を抱える形でチームに加えることとなる決断だが、バルセロナはそれでもネイマール獲得を強行することになるだろうか?
バルセロナ
パリ・サンジェルマン所属のFWネイマール獲得に向けた条件を見直し?ネルソン・セメド譲渡を検討https://t.co/6mkJlUwKYi
— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) August 20, 2019