ユヴェントス、ネイマール争奪戦参戦へ

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 パリ・サンジュエルマン所属のFWネイマール。今夏の移籍市場でバルセロナやレアル・マドリーへの移籍が噂されるネイマールだが、この争奪戦にユヴェントスが参戦する用意を進めているという。

 

 ファン、そしてクラブとの関係性悪化でパリSG退団が有力視されるネイマール。
 今季開幕2戦終了でベンチ入りすらできておらず、クラブ側は放出の可能性を睨んでいるのが現状。

 

 ネイマールの去就を受け、前線の補強を画策するユヴェントスが、獲得の可能性を探っているとのこと。
 ただ、ユヴェントスの前線は飽和状態。

 

 人員整理を進めない限りネイマール獲得は不可能。
 そこで売却に向け動き始めたのが、移籍が噂されるFWパウロ・ディバラだという。

 

 ユヴェントスは、パリSGがディバラ獲得関心を隠していない現状を受け、ネイマール獲得オペレーションにディバラを加える構想を模索。
 移籍金にプラスしてディバラ譲渡を画策し交渉を進めていく意向にあるとのこと。

 

 ネイマール争奪戦は、すべてのクラブが横一線に並んでいるのが現状。
 最悪の場合、パリSG残留の可能性も考えられるネイマールだが、ユヴェントスが獲得を実現させることができれば、欧州屈指の攻撃陣を取り揃えることになるのは間違いない。

 

 ただ、ユヴェントスがクリアしなければならない問題は多い。
 もっとも重くのしかかるのは、金銭面の負担。

 

 ユヴェントスが、ネイマールが受け取るサラリーを満額支払うことは困難な状況にあり、選手側が大幅な減俸を受け入れる必要がある。
 バルセロナ復帰に向け減俸を受け入れる姿勢を見せるネイマールだが、ユヴェントス移籍となれば状況は異なるだろう。

 

 さらに、ディバラ譲渡で移籍金を引き下げたとしても、推定1億ユーロ以上の追加資金を投資する必要がある。
 アヤックス所属のDFマタイス・デ・リフト獲得に7000万ユーロ程度の投資を行っている。

 

 余剰人員の売却は想像以上に進んでおらず、新たな資金源確保しなければネイマール獲得は困難な状況だということは間違いない。
 ただ、パリSGが交渉相手としてプライオリティを置いているのは、マドリーだ。

 

 ユヴェントスがネイマール獲得を実現させるためには、適切なオファー提示で本気度を見せなければ、パリSGを振り向かすことすら難しいのかもしれないが果たして。

 

 

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