パリSG、アドリアン・ラビオを解雇か?度重なる問題行動が引き金に?

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 パリ・サンジェルマン所属のMFアドリアン・ラビオ。クラブは、今季終了後の退団が確実視されるラビオとの契約を解消する方針のようだ。

 

 

 

 

 クラブ下部組織出身の逸材であるラビオ。ビッグネームが揃うクラブに置いて若干23歳ながら通算227試合に出場するなど将来が嘱望されてきた。
 貴重な生え抜きでバンディエラとしてクラブにとどまることが期待されたものの、選手がクラブに対し今季終了後の退団を示唆。

 契約延長を拒否したことで去就が注目されてきた。
 この決定を受け、クラブ側は選手のトップチーム帯同を許可せず2018年12月から出場機会を得ることができていないのが現状。

 

 一時、指揮官であるトーマス・トゥヘル監督が関係修復に動いたものの、これも徒労に終わる。
 選手の母であり代理人がクラブの姿勢に真っ向から対立するなど問題は泥沼化。

 

 複雑な状況にあるラビオの退団は既定路線とされてきた。
 そんななかクラブは、選手にさらに追い打ちをかけるかのごとく、選手との契約解消を決断したようだ。

 

 報道によると、パリSGはラビオの2つの問題行動を重く見て解雇を決断。
 1つ目は、チャンピオンズリーグ決勝トーナメントのマンチェスター・ユナイテッド戦で逆転敗退を喫した際、ラビオがパリのナイトクラブで夜遊びを行っていたこと。
 2つ目は、元フランス代表DFパトリス・エブラが自身のSNSに投稿したビデオに対し“ Like ”を押したことをクラブ側は危惧。

 

 クラブ首脳陣は、ラビオの解雇を決めた様子で関係者もそれを認めているとのこと。
 ラビオは、現地時間3月27日付でクラブを退団することになるという。

 

 この決定により、ラビオは今季終了までクラブ練習場やスタジアムへの立ち入りが一切禁止されることになる。
 選手側もクラブの決定を受け継ぎのようなコメントを残し解雇を認めた。

 

「 僕がこの状況を選んだわけではない。僕の選択肢ではない。試合に出られる。良いコンディションで、すべてが良好だ。プレーできれば、もちろん……。しかし、マネジメントが別の決定を下した 」

 

 今夏の去就が注目されるラビオ。
 選手本人はバルセロナ移籍を熱望しているが、現時点で正式な獲得オファーは届いていないようであり、クラブ退団が決定的な状況において厳しい日々が続くこととなりそうだ。

 

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