マンチェスター・ユナイテッドが、ユヴェントス所属のMFアドリアン・ラビオ獲得に関心を示しているという。
報道によると、すでに両クラブの交渉はスタートしており、今夏の移籍に向け条件面でクラブ間合意に達していると伝えた。
ユナイテッドは、昨季リーグ戦を6位で終えチャンピオンズリーグ出場権を逃すなど不本意なシーズンを過ごした。
新たなサイクル構築に向け、今夏にアヤックスからエリック・テン・ハーグ監督を招聘。
チーム立て直しに向け多くの選手が退団した中盤の補強が必要だと考えられている。
これまでの報道では、バルセロナ所属のMFフレンキー・デ・ヨング獲得に本腰を入れていたが、交渉の最終局面で停滞。
チェルシーの争奪戦参戦や、一転バルセロナ残留など予想外な動きもありプランBの選択肢も検討し始めている模様。
そこで浮上したのがクラブの構想から外れつつあるラビオ獲得の可能性だ。
ユヴェントスは、今夏に前線と中盤に即戦力の補強を決断し、MFポール・ポグバの復帰を決めた。
ポグバの加入により、ラビオの序列は下がり出場機会の減少が危惧されている。
そんななか、ユナイテッドがラビオ獲得に向けユヴェントス側と接触。
クラブ間交渉は正式にスタートしており、移籍金1500万ポンドのオファーで基本合意に達したという。
今後、ユナイテッドはラビオ自身と移籍に向け交渉を進めていくことになる。
現時点でユナイテッド移籍で合意を取り付けることはできていないが、選手側は今夏にユヴェントスを退団することに建設的である見られており、獲得に向け大きな障害がないのが事実。
パリ・サンジェルマンの下部組織出身選手のラビオ。
パリSG在籍時代は、フランスサッカー界の新星とまで評価されていたが、ユヴェントス移籍で状況は大きく変化。
イタリアの地では、堅実なプレーに終始し大きなインパクトを残すことができなかった印象にある。
イングランドは、イタリア以上にハードな戦いを要求されることになるが、ラビオはパリSG時代を超える大きな結果を残すことができるのか?
そして、ユナイテッドへの移籍交渉はどのような結果に終わるのか、今後の動きに注目していきたい。
マンチェスター・ユナイテッド
ユヴェントス所属のMFアドリアン・ラビオ獲得でクラブ間合意報道https://t.co/Bz64Nx5XUB— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) August 8, 2022