未だ決まらないイタリア代表監督、就任最有力のアンチェロッティ氏が『 ノー 』

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 今季途中にバイエルン・ミュンヘン指揮官を解任され、現在自由契約のカルロ・アンチェロッティ氏。
 先日の報道では、イタリア代表監督就任が決定的と報じられたばかりだ。

 

 だが、アンチェロッティ氏は、オファーをつけたイタリアサッカー連盟に対し『 ノー 』の回答を突きつけたようだ。

 

 限られた戦力を最大限に活用し、屈強なチーム作りに定評のあるアンチェロッティ氏だが、枯渇気味のイタリア人選手の現状を冷静に判断し、代表監督就任を辞退したものとみられている。

 

 これにより、次期代表監督最有力候補として躍り出たのが、ロシアで苦しい戦いを強いられているゼニト・サンクトペテルブルクを率いるロベルト・マンチーニ監督だ。

 

 同時に、連盟はナントを率いるクラウディオ・ラニエリ監督をリストアップし、2名の候補と接触を試みているという。

 

 両者は、代表監督就任を前向きに検討していると言われている。
 招聘の障害が低いのは、今季終了後に銭と指揮官から追われる可能性が高いマンチーニ監督の方かもしれない。

 

 EURO2020に向け再建を余儀なくされるイタリア代表。
 次期監督招聘は、失敗が許されない現状であることを考えると、メッキがボタボタと足元に剥がれ始めたマンチーニ監督招聘はリスクが高いとしか考得られないが。

 

 未だ混迷を極める次期イタリア代表監督人事だが、並み居る有力選手にことごとく断り続けられている現状をいかにして打開していくか注目が集まりそうだ。

 

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