パリ・サンジェルマンを率いるウナイ・エメリ監督。クラブは、今季の結果如何でエメリ監督を解任する考えがあるようだ。
今夏の移籍市場で攻撃陣の大型補強を断行したパリSG。
クラブの目標はチャンピオンズリーグ制覇。
すでにグループリーグ突破を果たし、決勝トーナメント進出を決めている。
パリSGがエメリ監督に科したノルマは、ベスト4進出だ。
エメリ監督にとって、パリSGでの挑戦は非常に苦しい立場に追いやられている。
就任初年度は、リーグ5連覇を逃しカップ戦のタイトルを獲得したのみ。
クラブの悲願であるチャンピオンズリーグはベスト16で敗退。
バルセロナとの戦いで正規の大逆転を喫すなど、ナセル・アル・ケライフィ会長にとって苦虫を噛み潰したようなシーズンであったに違いない。
エメリ監督とパリSGの現行契約は今季終了後に満了を迎える。
だが、ここまで期待された結果を残せていないエメリ監督と、契約更新する意思はない。
すでにリクルーティングはスタートしており、チェルシーと方針を巡り対立しているコンテ監督をリストアップしている。
コンテ監督は、今後もチェルシーを率いることを強調するコメントを残している。
だが、パリSGから魅力的なオファーが届けば、その土台は揺らぐことは間違いない。
今季、パリSGはロッカームーム内に少なくない問題を抱えている現状にあり、秩序をもたらすべくカリスマ監督の招聘が期待されている。