パリ・サンジェルマンが、来季に向け監督人事を急いでいるようだ。
パリ・サンジェルマン
指揮官交代を検討?・マッシミリアーノ・アッレグリ
・アントニオ・コンテ両氏いずれかの招聘を検討か?https://t.co/U1RtVhNGWY
— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) May 7, 2019
報道によると、今季限りでトーマス・トゥヘル監督との契約を解除し、新監督招聘に向け動いているという。
パリSGでスポーツディレクターを務めるアンテロ・エンリケ氏は、ユヴェントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督と、アントニオ・コンテ氏のいずれかの招聘を計画しているという。
今季、トゥヘル監督の下でチャンピオンズリーグタイトル獲得に向け新チーム作りをスタート。
絶対的エースとして期待されたネイマールの度重なる負傷などの影響もあったが、FWキリアン・ムバッペの奮起などもありリーグ優勝を達成。
しかし、悲願であるチャンピオンズリーグはベスト16のマンチェスター・ユナイテッド戦で敗戦。
これまで国内タイトルを独占し続けてきたパリSGだが、クープ・ドゥ・フランス決勝でレンヌに敗れるなどシーズン後半に失速。
この采配に大きな疑問を投げかけるのが、パリSGの会長を務めるナセル・アル=ケライフィ氏だ。
ケライフィ会長は、指揮官交代を検討するようエンリケSDに要請。
ユヴェントス残留を強調するものの、こちらも悲願のCLタイトル獲得を逃し信頼が揺るぎつつあるアッレグリ監督をリストアップ。
ユヴェントス側も理想的な後任が見つかればアッレグリ政権の終焉を検討しているとも言われている。
一方、現在フリーのアントニオ・コンテ氏招聘にも関心。
ユヴェントス、チェルシーで実績を残したコンテ氏だが、チャンピオンズリーグの頂は経験していない。
コンテ氏は、在籍したクラブでリーグ制覇を経験したのち、チームの戦力補強の方向性の違いなどからクラブと対立し退任してきた過去がある。
現状を考えれば、トゥヘル監督の継続路線でチームの成熟度を図るのが理想。
今夏に大きな戦力の入れ替えを検討するパリSGが、新監督のもとで新たなチーム作りに着手するという選択肢も検討しているようだが果たして。