監督人事を検討するチェルシー。現指揮官のマウリツィオ・サッリ監督に解任が噂される中、新監督にクラブOBのフランク・ランパード氏の就任が有力な選択肢とした伝えられた。
チェルシー
次期監督にフランク・ランパード氏を指名へhttps://t.co/gKad9fqfbU— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) May 17, 2019
今季からクラブを率いるサッリ監督。
就任当初、アントニオ・コンテ前監督時代の低迷を脱しチームを復調させ賞賛された。
だが、イタリア出身の指揮官らしい戦い方はファンの心をつかむことはできない。
シーズン途中に批判の声は多く、来季の去就は不透明な状況にある。
ただ、結果は残している。
来季、チェンピオンズリーグ出場圏内となるリーグ3位でフィニッシュ。
現地時間30日に予定されるヨーロッパリーグ制覇を懸け、アーセナルとの一戦が控えている。
仮に、決勝の舞台で優勝できたとしてもサッリ監督の去就は安泰とはいかないのかもしれない。
これまで数多くの指揮官を招聘してきたチェルシー。
サッリ監督解任の場合、後釜にダービー・カウンティ指揮官のランパード監督就任を検討。
ランパード監督は、指導者としての経験は浅いが昨年夏にダーバー・カウンティ指揮官に就任し今季リーグ戦を6位でフィニッシュ。
12シーズンぶりのプレミアリーグ昇格をかけプレーオフを戦うまでチームを育て上げた実績がある。
クラブで一時代を築き、レジェンドとしてファンから絶大な支持を集めるランパード監督。
サッリ監督が抱える問題は、コンテ前監督と似通ったところもあり、去就決定は来季スタート直前まで先延ばしとされる可能性もあるが。