パリ・サンジェルマンを率いるウナイ・エメリ監督が、現行契約満了を持ってクラブ退任が決定的となった。
今季もチャンピオンズリーグベスト16の壁を越えることができず、エメリ監督との契約延長の可能性は潰えた。
PSG、CL敗退で現指揮官が退任の危機に。名将4人が新監督候補に
現在無所属のカルロ・アンチェロッティ氏やルイス・エンリケ氏の名前が浮上している。https://t.co/908pVDKBoR pic.twitter.com/PmnwMTWHWB
— フットボールチャンネル⚽️ (@foot_ch) March 8, 2018
すでにクラブ側は、新監督人事に着手しており、遅くとも今季終了後には監督交代が断行される見通し。
後任には、現在フリーのカルロ・アンチェロッティ氏やルイス・エンリケ氏が、さらにトッテナムを常勝軍団に導いたマウリシオ・ポチェッティーノ監督や、プレミアリーグ初挑戦ながらチェルシーを優勝に導いたアントニオ・コンテ氏などそうそうたるメンバーがリストアップされている。
クラブ最大の目標でありノルマとされる欧州王者の頂。昨年夏にネイマールやキリアン・ムバッペ等、攻撃陣に大胆なメスを入れたクラブにとって、今季は少なくない可能性を感じていたことは間違いないはずだ。
セビージャで史上初のヨーロッパリーグ3連覇を成し遂げたエメリ監督。
パリSG就任後、国内カップ戦のタイトルは勝ち得たものの、5連覇のかかったリーグ戦では2位でフィニッシュし、その采配に少なくない不安材料を抱えていた。
エメリ監督とクラブの現行契約は今季終了後まで。CL早期敗退で、契約延長の可能性は完全に消滅し、新監督人事に注目が集まりそうだ。