チェルシー所属のFWペドロ・ロドリゲス。今夏の移籍市場でチェルシー退団の可能性が浮上した。獲得に関心を示しているのが、ACミランとインテルだ。
インテル、ACミランの両クラブが
チェルシー所属のFWペドロ・ロドリゲス争奪戦へ補強禁止処分のチェルシーは、
売却を完全否定https://t.co/dSHRYXjHJj— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) April 3, 2019
バルセロナの下部組織出身選手であるペドロ。
2015年夏に出場機会を求めチェルシーへ完全移籍を決断。
一時、ホームシックにかかりバルセロナ復帰を匂わすコメントを残したが、一転チェルシーでスタメンの座を獲得。
現在は、ウィリアンやエデン・アザールといった代表で中心選手として活躍する選手とポジション争いを繰り広げながらも、今季公式戦で40試合に出場し9ゴールと上場の成績を残している。
そんなペドロに対して、イタリア・ミラノの2つのクラブが獲得に興味を示している。
とりわけ精力的に動いているのは、ミランのレオナルドSDだ。
今夏の移籍市場でFWスソに移籍の可能性が取り沙汰されている。
代役確保が必須であり、また仮に残留したとしても左右どちらのポジションでも高いレベルでプレーできるペドロはミランにとって新たな攻撃のオプションを持つことができる。
一方で、インテルも今夏にFWイヴァン・ペリシッチにプレミアリーグ移籍の噂があり、その代役にペドロ獲得を狙っているかもしれない。
問題は、チェルシー側の姿勢だ。
現時点で、チェルシーは今夏の移籍市場に置いて選手を売却する方針は一切打ち出していない。
これは、FIFAより18歳未満の選手登録に置いて重大な規律違反を指摘されたことにより、今後2回の移籍マーケットでの戦力補強を一切禁止されてしまったからだ。
現在、スポーツ仲裁裁判所へ処分取り消しに向け上訴する方向で動いているチェルシー。
仮に、これが認められればチェルシーの大型補強は確実で、現スカッドの去就にも大きな影響はありそうだ。
だが、何も決定していない現時点で結論付けるのは時期尚早といったところだろう。
ミラン、インテル共にチェルシーに接触を試みたとしても、席にすらつかせてもらえな日々が続くのではないかと予想しているのだが果たして。