パリ・サンジェルマン所属のFWキリアン・エムバペ。ユヴェントスがエムバペ獲得を画策しているという。
報道によると、ユヴェントスは来夏の移籍市場でエムバペ獲得に向け破格のオファーを用意していると伝えた。
ユヴェントスが用意する条件は、総額4億ユーロ。
条件の詳細は明らかになっていないが、FWクリスティアーノ・ロナウドを譲渡するプランも検討されているとのこと。
ユヴェントスとすれば、戦力、商業両面を考えエムバペとC・ロナウドをピッチ上で共演させることがベストな選択となるが、両選手に支払うだけの高額なサラリーを負担するだけの経済力はない。
エムバペの市場価値は推定1億8000万ユーロと試算されるが、移籍となれば更なる高額な移籍金が必要になる。
レアル・マドリーがエムバペ獲得に関心を示しており、獲得に推定3億ユーロに近い額での取引が噂。
最低交渉ラインは、パリSG所属のFWネイマールが持つ移籍史上最高額の2億220万ユーロだろう。
金銭だけの取引はユヴェントスにとって大きなリスクでFFPを視野に入れれば獲得は困難と言わざるを得ない。
そこで浮上するのが、移籍金に加えC・ロナウドを譲渡するプラン。
C・ロナウドとユヴェントスの現行契約は2022年に満了を迎えることもあり、来夏の退団も有力視されている。
とはいえ、成長著しい21歳のフランス代表FWとキャリアを下る35歳のポルトガル代表FWを比べれば、パリSGは交渉の席につかないのではないかという見方が強い。
さらに、エムバペの移籍先最有力候補とされるマドリーの存在もユヴェントスにとっては気になるところ。
エムバペ自身、次のキャリアはスペイン挑戦という意思を持っているとの報道もあるだけに、争奪戦はさらに過激になるだろう。
今夏の移籍市場で世代交代と余剰戦力のスリム化を断行したユヴェントス。
最小限の予算でマーケットを乗り越えたことも評価されるが、やはり財政面を考えればエムバペ獲得は現時点では難しいのではないかと言わざるを得ない状況であるが果たして。
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