ミラン、ユヴェントスとの大型トレードは見送りか?

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 先日から報じられている、ACミランとユヴェントスとの間で行われる予定にあったDFレオナルド・ボヌッチとFWゴンサロ・イグアインの大型トレードが見送られる公算となったようだ。

 

 ミランは、今夏にユヴェントスからイグアイン獲得を目指している。
 だが、補強資金に限りのあるミランは、ユヴェントスが設定する推定6000万ユーロの移籍金の支払いは大きな負担。

 

 この夏にミラン退団が噂されていてボヌッチの古巣復帰と引き換えにイグアイン獲得の可能性を模索していた。
 同時に、DFマッティア・カルダーラ引き抜きを狙ってきたミランだが、チェルシーが争奪戦に参戦したことで状況はさらに複雑か。

 

 一方のユヴェントスは、イグアインの取引にボヌッチに移籍金2000万ユーロの支払いを求めたことから、ミランは方針を大きく転換することを決断したようだ。

 

 ミランは、イグアイン獲得を単独で交渉していくことを決定。
 イグアインの兄で代理人を務めるニコラス・イグアイン氏と接触し交渉の可能性を探っている。

 

 ミランは、ユヴェントスに対し買取オプションが付与されたレンタル契約の条件を提示することを検討。
 一方で、チェルシーが獲得レースに参戦してきたことで交渉が難しくなりつつあるカルダーラ獲得を諦めたわけではない。

 

 カルダーラとの取引でボヌッチを譲渡する条件を検討。
 この交渉が全て丸く収まれば、ミランは戦力を飛躍的に向上させることができることは間違いないだろう。

 

 イグアイン、ボヌッチ、カルダーラの3選手を巡りクラブ間の交渉は活発化が予想されているが、今のミランにとって最大の打開策であることは言うまでもない。

 

 問題は、この夏マンチェスター・ユナイテッド所属のMFポール・ポグバ獲得の補強資金捻出を画策するユヴェントスだ。
 ミランが求める条件でイグアインとカルダーラを売却した場合、手元に残る資金は計画当初よりも大幅に下落することを考えると、簡単に契約合意に至る可能性は低いと考えるのだが果たして。

 

 

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