レアル・マドリーがパリ・サンジェルマン所属のFWネイマール獲得を否定。
現時点でオファーを提示する用意はない…https://t.co/bE5O4LP1WB— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) July 15, 2018
パリ・サンジェルマン所属のFWネイマール。レアル・マドリーが今夏にネイマール獲得に動くのではないかと噂されているが、これらの報道を『 オファーを出す予定がない 』と一蹴した。
クリスティアーノ・ロナウドがユヴェントスへ移籍したことでネイマール獲得報道は加熱。
一部のメディアでは、『 レアル・マドリーがネイマール獲得に向けて3億1000万ユーロのオファーをパリ・サンジェルマン側に提示した 』とも伝えた。
だが、これに対しマドリーは『 情報は全くの誤りである 』と菅zねんひてい。今月に入り2度目の否定コメントを出す結果に。
その後も報道の熱は冷めることを知らず、マドリー周辺にきな臭い動きが予見される中で、次の通り声明を残した。
「 パリSGのネイマールとレアル・マドリーに関する情報が頻繁に出ていることに関して、レアル・マドリーは同選手に対してオファーを出す予定がないことをこの場を借りて明らかにしたい 」
「 両クラブの関係は素晴らしいものであり、レアル・マドリーがパリSGの選手の獲得を検討するときには、はじめにクラブに対して獲得の意思を打診することを明らかにする 」
この声明を正面から捉えると、『 不正な交渉は行わない 』という姿勢の表れだ。
選手のネームバリュー、高額な移籍金、その上で世界中が注目する移籍交渉だ。
マドリーには、ネイマール獲得オペレーションを失敗に終わらすことはできない。
そのための下準備は用意周到に行う必要があることは間違いない事実であり、小さな火種は徹底的に潰しておきたいと考えるのは妥当だろう。
もう一つ。今夏のマドリーの狙いはネイマール獲得ではないのかもしれない。
昨年夏獲得に動きながらもパリSGに強奪されきたFWキリアン・ムバッペを本命として位置づけている可能性もある。
移籍金3億ユーロあたりがネイマール移籍交渉最低ラインと考えるのが妥当。
C・ロナウドをユヴェントスへ売却したものの、予想されていたほどの移籍金収益を得ることができていない現状を考えると、時期早々と考えるのが妥当だろう。
圧倒的に準備時間が不足しており、早くても来夏以降の接触というのが定説なのかもしれない。
フロレンティーノ・ペレス会長は、ロシア・ワールドカップで大きなインパクトを残すことができなかったネイマールよりも、ハリー・ケインやムバッペ、エデン・アザールといった面々に魅力を感じていても不思議ではない。
マドリーは、この夏に誰をチームに加えることとなるのか注目が集まりそうだ。