パリ・サンジェルマン所属のFWネイマール。クラブは、今夏の移籍市場でのネイマール売却を本気で画策しているのかもしれない。
バルセロナ復帰説が未だに根強く残るネイマールだが、パリSGはレアル・マドリーへ獲得を打診しているとのこと。
報道によると、パリSGはマドリーに対し移籍金1億ユーロ+ルカ・モドリッチ、ハメス・ロドリゲス両選手の譲渡を求める条件を突きつけたという。
スペイン復帰の可能性を模索するネイマール。
トーマス・トゥヘル監督の構想から外れ、選手本人もプレシーズンのトレーニング参加を拒否を表明。
このまま移籍が視野に入り始めたが、獲得には2億ユーロを超える移籍金の支払いが必要条件となる。
ネイマール自身、古巣バルセロナ復帰を熱望している。
ただ、クラブ間の関係が良好ではなく、さらにアントワーヌ・グリーズマン獲得に1億2000万ユーロを投資などネイマール獲得への障害は多い。
バルセロナがネイマール獲得に動くとしても、余剰人員を整理し補強資金捻出が必須。
ウスマン・デンベレやフィリペ・コウチーニョを予定通りの価格で売却することができれば、獲得への道は開けるかもしれない。
が、パリSGはバルセロナとの接触を嫌っている。
まずは、良好な関係を構築するマドリーとの交渉を優先的に考えているとのこと。
マドリーもバルセロナと状況は酷似している。
推定3億ユーロを超える資金をマーケットに投資し大型補強を断行したマドリー。
現在、余剰人員の整理に着手。
中盤の補強にプライオリティを起き資金捻出に急いでいるところだ。
マドリーのフロレンティーの・ペレス会長はネイマール獲得を熱望しているものの、パリSG加入以降の愚行などもありややトーンダウン。
すでにキリアン・ムバッペにターゲットを変更し獲得の可能性を探っていると伝えられている。
現在、多くの負傷離脱者を抱えるマドリー。
プレシーズンとはいえ、宿敵アトレティコ・マドリーに7失点を喫し大敗するなど昨季に続き不穏な空気が流れつつあるのが現状。
状況をテコ入れすべく、ペレス会長は新たなオプションを検討しているとも伝えられるが、現状を整理してもネイマール獲得よりも中盤の補強に注力することのほうが先決。
パリSGが求めるモドリッチを譲渡することとなれば、中盤に再投資が必要になる。
補強資金を考えても、これ以上の無理ができない状況下にあるマドリーにとって、フランスから届いたオファーは心を揺さぶるものになるのか注目だが。
パリ・サンジェルマン
レアル・マドリーにネイマール獲得を迫る?移籍金1億ユーロにルカ・モドリッチ、ハメス・ロドリゲスの譲渡で取引実現へhttps://t.co/8sWqhfSqRr
— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) July 30, 2019