バルセロナ所属のMFフィリペ・コウチーニョ。
今夏の移籍市場でバルセロナ退団が噂されるコウチーニョに対し、パリ・サンジェルマンが獲得に近づているようだ。
2018年1月、リヴァプールから推定1億6000万ユーロの移籍金でバルセロナへ加入。
加入当初からチーム戦術にフィットし好パフォーマンスを披露。
ただ、今季はウスマン・デンベレの台頭もあり、公式戦53試合に出場し11ゴールという結果を残しているものの、途中出場が多く満足いく出場機会を得ることができていないのが現状。
バルセロナは、エルネスト・バルベルデ監督の信頼を失ったコウチーニョの売却を検討しており、オファーを広く受け付けている。
すでに、パリSGの他にもユヴェントス、マンチェスター・ユナイテッドといったクラブが争奪戦を繰り広げている。
現時点で、この争奪戦をリードしているのがパリSGだという。
コウチーニョは、パリSG加入に大きく傾いているのが一つの要因だという。
パリSGには、ブラジル代表でともにプレーするネイマールやチアゴ・シウヴァ、マルキーニョス、ダニエウ・アウヴェスといった代表選手が多く在籍しているのが移籍に向けた後押しとなっているのかもしれない。
問題は、バルセロナが設定する高額な移籍金だろう。
パリSGには珍しいほどの動き出しが鈍いマーケットを過ごしているのが現状。
FFPの問題を注意深く見守りながらの動きであることは間違いないが、今夏は巨額を投資して選手を獲得したケースは1例もない。
消極的な姿勢が目立つパリSGだが、果たしてコウチーニョを獲得することとなるのか?
なお、現時点で伝えられる情報では、パリSGとともに争奪戦をリードしていたユヴェントスが、コウチーニョ獲得レースから撤退。
アーロン・ラムジーに続き、アドリアン・ラビオ獲得が濃厚と伝えられる現状から、入団以降のポジションが約束されていないのが主な理由だろう。
バルセロナは、獲得に投資した移籍金1億6000万ユーロの回収に動くことは間違いない。
果たして、コウチーニョオペレーションはどのような形で終わりを迎えることになるのか注目だ。
パリ・サンジェルマン
バルセロナ所属のMFフィリペ・コウチーニョ獲得に近づくhttps://t.co/7OErDhtEdx— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) June 23, 2019