チェルシー所属のFWウィリアン。またしてもバルセロナが獲得に動こうとしているようだ。
バルセロナ
チェルシー所属のFWウィリアン獲得に再び動くhttps://t.co/JcUmmPLZq0— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) April 15, 2019
昨年夏の移籍市場でもウィリアン獲得に動いたバルセロナ。
チェルシーが売却を拒絶したため交渉は破談に終わったが、バルセロナからの関心は薄れていない様子。
バルセロナは、今夏こそがウィリアン獲得に向けたラストチャンスと捉え交渉に本腰を入れているようだ。
チェルシーとウィリアンの現行契約は2020年に満了を迎える。
ウィリアンは、今年8月に31歳を迎えるためクラブ側は選手との契約延長に躊躇いがあるとのこと。
チェルシーには、30歳を超える選手との契約延長は単年オファーという厳格なルールがある。
ウィリアンにも、このルールが適用されるとみられており、契約更新をクラブが望めば今季中にもオファーが提示されることとなる。
選手側がクラブ残留を優先した場合、複数年契約を望むことは周知の事実。
チェルシーは今後2回の移籍市場において補強禁止処分をFIFAから言い渡されている現状にある。
できる限り選手流出は避けたいところで、攻撃の中心を担ってきたウィリアンの慰留に全力を注ぐのは間違いない。
ただ、来季スタート時点で31歳だ。
獲得オファーが届く今夏が売却の理想的なタイミングであることは間違いなく、バルセロナの話に耳をかたむけるかもしれない。
バルセロナがウィリアンに対し用意する移籍金は5500万ポンドと高額だ。
30歳を迎えた選手に、これだけのオファーが届くことは考えにくいのが現状。
補強禁止処分さえなければ、交渉は順調に進むことが予想されるが状況が状況だけに。
交渉成立の最大の焦点は、チェルシーがスポーツ仲裁裁判所への上訴だろう。
ここ数年、バルセロナはウィリアンの去就を追い続けてきたことは事実。
近年、主力選手の高齢化が懸念されるバロセロナ。
今夏の移籍市場では、余剰人員の大量売却も噂されているところだが、悲願のウィリアンを獲得することができるのだろうか?
ウィリアンの選手としての寿命は、よくて2年。長くても3年。
フィリペ・コウチーニョに移籍が噂され、両翼に第3の選択肢がない現状を考えれば、ウィリアン獲得は最良の選択肢なのだろうか?