ユナイテッド、今夏の補強資金は2億ポンド?スールシャール監督に巨額の資金を用意するが

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 マンチェスター・ユナイテッドが、今夏の移籍市場で大型補強を実施する計画を進めているようだ。

 

 

 

 

 報道によると、ユナイテッドのエド・ウッドワードCEOはクラブ復権に向け今夏の移籍市場でクラブ市場最高となる2億ポンドの補強予算を用意することを検討しているとのこと。
 ユナイテッドは、サー・アレックス・ファーガソン元監督退任後、就任したルイス・ファン・ハール元監督、ジョゼ・モウリーニョ前監督に巨額の資金を用意し大型補強を断行し続けてきた。

 

 ただ、どの補強もクラブを再建させることはできず、低迷が続いている。
 モウリーニョ前監督時代に、一度復調の兆しは見せたもののチームは自滅し空中分解。

 

 後任にオーレ・グンナー・スールシャール監督を迎え、チーム再建に三度動き始めている。
 スールシャール監督は、クラブからの全面的な支援を受けイングランド国籍を持つ若手選手獲得を望んでいるようだ。

 

 すでに、ボルシア・ドルトムント所属のFWジェイドン・サンチョ、チェルシー所属のFWカラム・ハドソン=オドイ、ウェストハム所属のMFデクラン・ライスといった若手有望株をリストアップしているとのこと。
 そのほかにも、懸案のCB補強にナポリ所属のDFカリドゥ・クリバリ、退団が噂されるMFアンデル・エレーラの代役にエヴァートン所属のMFイドリッサ・ゲイエも注視。

 

 前任者とは異なり、指揮官に大きな権限を与え補強マーケットで精力的な動きを見せれば復権の可能性はある。
 ただ、単年での結果を求めるアメリカ資本的な思想が背景にある以上、スールシャール監督は苦しい立ち位置は変わらない。

 

 巨額の補強資金を用意したとしても、指揮官が将来有望な選手をリストアップしたとしても。
 ユナイテッドというクラブでフロントの意向が戦力補強に与える影響力は絶大だ。

 

 2億ポンドというクラブレコードを更新する資金をマーケットに投資することを決断したことは評価できるが、それを生きた投資につなげることができるかどうかはフロント判断。
 過去2人の指揮官の下では、大半が“ 捨て金 ”へと変貌したことは間違いない。

 

 スールシャール監督就任後、初めて迎える本格的な移籍マーケットだが、クラブはどのような動きを見せることとなるのか注目だ。

 

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