パリ・サンジェルマン所属のMFルーカス・モウラ。今冬の移籍市場でプレミアリーグ挑戦が噂されてきた。
トッテナム移籍秒読みと伝えられてきたルーカスだが、ついにこの取引が身を結んだ。
2013年1月にサンパウロからパリSGへ新天地を求めたルーカス。
通算して229試合に出場し46試合50アシストをマークする活躍。
リーグ・アンで勝ち取れるタイトルを全て獲得に大きく貢献したものの、今夏の大型補強のあおりを受ける形で出場機会を減らしていた。
欧州で飛躍の時を過ごすとみられてきたルーカスだが、フランスの地では小粒な成長で終わる。
現状を打開すべく、より高いレベルへのステップアップを求めており、中盤の補強を目指していたトッテナムと正式契約を締結することとなった。
トッテナム移籍が決定したルーカスは、クラブの公式サイトで次のような意気込みを語っている。
「 すごくハッピーだ。人生においての新たな幕開けとなるし、僕にとって新たな挑戦になる。偉大な選手たちがいる偉大なクラブに加入して、プレーすることが楽しみだし、チームの助けになりたい。チャンピオンズリーグでプレーできるし、それが大きな目的でもある。友達が新しくできることも、いつだって嬉しいことだよね。クラブのためにベストを尽くす。素晴らしいクオリティが僕たちにはあると思うし、大きなことを成し得たいね 」
今冬の移籍市場でサイドを主戦場とするジョルジュ・ケヴィン・エンクドゥをバインリーに放出。
マーケットで代役探しを精力的に動きルーカス獲得で合意に達した。
移籍金は公表されていないものの、トッテナムはパリSGに2500万ポンド程度の移籍金が支払われることになるとみられている。