リール所属のMFニコラ・ペペ。チェルシーがペペ獲得に関心を強めているようだ。
チェルシー
リール所属のMFニコラ・ぺぺ獲得を画策移籍が噂されるエデン・アザールの代役に指名
焦点は、補強禁止処分https://t.co/iycbJKEKQc— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) April 20, 2019
今夏の移籍市場でレアル・マドリーへの移籍が噂されるMFエデン・アザール。
チームの絶対的エース移籍となれば、即戦力の補強は必要不可欠でありマーケットの動きに注視。
そこでリストアップしたのが、人気銘柄のニコラ・ぺぺだ。
昨季以降、ペペの動向を注意深く見守るチェルシー。
リールで会長を務めるジェラード・ロペス氏も、ペペが今夏の移籍市場でクラブを退団することを認めている。
「 残念ながら5選手ほど夏季の移籍市場で退団するであろう。ペペもその5選手に入ってしまう 」
今季、公式戦で35試合に出場し20ゴール14アシストを記録するペペ。
リールの攻撃陣を牽引する活躍を見せており、リーグ戦では得点ランク2位をキープ。
すでに、アーセナルやトッテナムといったプレミアリーグの上位勢を含む複数のクラブが争奪戦を繰り広げているのが現状だ。
アザール売却で推定1億ポンド以上の移籍金を手に入れることが予想されるチェルシー。
そのままペペ移籍交渉に充当し補強を断行したいところだが、問題はFIFAが決定した補強禁止処分だ。
すでに採決は下り処分遂行を待つのみだが、チェルシーはあがいている。
処分軽減を求め、スポーツ仲裁裁判所への上訴を控えている。
上訴が受理され裁判所での審議がスタートすれば、今夏の補強は調査期間中で処分見送りが決定される可能性も残されている。
チェルシーは、おそらくこのポイントに掛けていることは間違いない。
理想的な採決は、今夏は処分見送りで来冬の移籍市場での補強禁止処分。
これが理想的なシナリオだろう。
夏のマーケットで処分見送りとなれば、補強は解禁される。
アザールが抜けた穴も、確保することが可能となりペペ獲得を狙っているのも納得できる。
これまで、ややクラブよりの判決を出す傾向にある仲裁裁判所。
今後の、チェルシーの動きに注目だ。