マンチェスター・ユナイテッド所属のFWロメル・ルカク。今夏の去就が注目されるルカクだが、クラブは売却への動きを強めているようだ。
マンチェスター・ユナイテッド
FWロメル・ルカク売却の動きを強めるインテル、パリ・サンジェルマン、バイエルン・ミュンヘン等が狙う
選手側はセリエA挑戦を検討するコメントを残したこともあるがhttps://t.co/aq6i8WwdkQ— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) April 20, 2019
報道によると、ユナイテッドは今季ゴールから遠ざかっているルカクの将来性に疑問を感じている様子。
2017年夏にエヴァートンから移籍金7500万ポンドと巨額の投資でユナイテッドへ加入したルカク。
昨季、リーグ戦で16ゴールをマークし攻撃陣を牽引。
今季も12ゴールをマークしているものの、最近の試合ではFWマーカス・ラッシュフォードの控えに甘んじるなど苦しい状況に追い込まれているのが現状だ。
今夏の移籍市場での大型補強が噂されるユナイテッド。
計上した予算は推定2億ポンドとの報道もある。
オーレ・グンナー・スールシャール監督は、新シーズンに向けチームの大胆な刷新に乗り出すことを明言しており、来季につながるパフォーマンスを見せていないルカク売却を否定していない。
移籍が盛んに報じられるルカク側も、2018年10月にセリエA挑戦の可能性があることを否定しておらず去就が注目されている。
そんなルカクに対して、すでにインテルやパリ・サンジェルマン、バイエルン・ミュンヘンといったビッグクラブが獲得に関心を示している。
獲得に必要な移籍金は、推定7650万ポンドと算出され巨額の投資が必要であることは間違いない。
資金面を考慮すれば、パリSGやバイエルンが受け入れ先として候補に上がる。
ただ、FWマウロ・イカルディ退団に向けたカウントダウンが始まるインテルが、ルカクの去就を虎視眈々と探っているのは間違いない事実。
問題は、インテルの資金面か?
今夏の移籍市場でも大胆な戦力の刷新が噂されるインテル。
複数のセクションでの補強が噂されており、ルカクに資金を集中投資するのはハイリスクだ。
イカルディ獲得で得る収益をそのまま充当することは予想されるが、イカルディとの現行契約が2020年に満了を迎え関係性も破綻していることから、どこまで高値で売却できるかは不透明。
予想以下の価格で売却となれば、買い取りオプション付きのレンタル契約でのオファーも考えられるだけに、そうなれば争奪戦からは離脱することとなるだろう。
去就が注目されるルカク。
果たして、来季どのチームのユニフォームを身にまといピッチに立っているのだろうか注目だ。