チェルシーがRBライプツィヒ所属のFWクリストファー・エンクンク獲得に関心を示しているという。
2019年にライプツィヒに加入し、今季公式戦51試合に出場し35ゴール20アシストを記録し、ブレイクを果たしたエンクンク。
今季の活躍を受け、レアル・マドリーなど複数のクラブが動向に関心を示すなか、今夏の移籍市場で攻撃陣の補強を目指すチェルシーがエンクンク獲得に関心を示しているという。
現在ライプツィヒとエンクンクの間では契約延長に向けた交渉が続けられている。
ライプツィヒとエンクンクの現行契約は2024年に満了を迎える予定だが、チェルシーは両者の契約延長交渉に破断の可能性があると考えており、獲得の可能性を探っている模様。
チェルシーは、今夏最大の懸案であったクラブ売却交渉が大詰めに迫っている。
近く、クラブ売却が正式決定を迎えるため、補強第一号にエンクンクを迎え入れる用意がある模様。
ただ、問題は残されている。
現在のチェルシーには、前線の人員整理が必要な状況にある。
ティモ・ヴェルナー、クリスチャン・プリシッチ、ハキム・ツィエク、ロメル・ルカクとスカッドは揃っている。
しかし、いずれの選手もトーマス・トゥヘル監督を納得させるだけのパフォーマンスを披露できていない。
特に、ルカクの不調は目を覆うシーンが多く今季リーグ戦で26試合に出場したものの8ゴールに留まっている。
昨年夏に推定1億1500万ユーロの移籍金でインテルからルカクを獲得したチェルシー。
高額な移籍金に見合うだけのパフォーマンスを披露できず、加入からわずか1年で売却の可能性を模索しているのが現状。
その他の選手も安泰ではない。
大きな期待を背にチェルシーへ加入したヴェルナーも、クラブ関係者から信頼を勝ち得ることができなかった選手。
チェルシーは、今夏にヴェルナーを売却する方針で調整を続け、一時ボルシア・ドルトムントが獲得に関心を示していた。
しかし、現在関心は薄れている状況下であり、新たな受け入れ先を探している状況にある。
チェルシーで余剰戦力となる選手たちだが、クラブから受け取る高額なサラリーがネックであり、移籍交渉が簡単に進まない現状にある。
今夏の注目銘柄の一人として注目されるエンクンクだが、チェルシーが獲得するためには複数の選手売却が必要不可欠な状況であり、獲得に向けた交渉は一筋縄ではいかない可能性も考えられるが果たして。
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RBライプツィヒ所属のFWクリストファー・エンクンク獲得に関心https://t.co/GvygNIoNp2— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) May 26, 2022