エムバペの胸中に変化が?マドリー移籍が盛んに報じられる中、クラブ残留の可能性が浮上

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 パリ・サンジェルマン所属のFWキリアン・エムバペ。クラブとの現行契約が2022年に満了を迎えるため、今夏の去就に注目が集まっている。
 以前からエムバペ獲得争奪戦でポールポジションをひた走っているのがレアル・マドリーだ。

 

 すでに、両者の間では今夏の獲得で交渉が行われているとされており、両者相思相愛の間柄で今夏の獲得は確実と見られているのが現状。
 しかし、ここにきて状況に変化の兆しがみ始めた模様。

 

 パリSGは、以前からエムバペ残留を強く強調しており、破格のオファーでエムバペを説得し続けている。
 二転三転するエムバペの去就だが、現地時間3日に行われたリーグ・アン第30節のロリアン戦終了後、インタビューに答えた。

 

 「 ( 来季の去就については )「決めていない」」
 「 落ち着いているよ。街が痛くはないから時間をかけて決めたい。新しい要素や色々なことがあると思う。考慮に入れるべき条件がたくさんある。家族と一緒に考えて一番いい決断を下したい 」

 

 また、別のインタビューでは、「 (パリSGに残留する可能性があるかどうかとの質問に)「もちろん」」と答えた。
 一時、バルセロナがエムバペ強奪を狙う報道が伝えられたが、この報道はおそらく飛ばし報道。

 

 事実上確定していたエムバペのマドリー移籍に一石を投じる意味で報道されたもの。( 実際に動きがあったかもしれないが )
 マドリーが支払う年俸の吊り上げが目的だったのではないかと見られている。

 

 そして、突如として浮上したパリSGとの契約延長。
 パリSGは、破格のオファーに加え来季からのキャプテンを託すことを約束する契約をオファーしている模様。

 

 パリSGが提示できる条件は、ほぼ出揃った感がある。
 一方、マドリーはこれ以上条件を釣り上げる雰囲気は見られず、提示した条件で合否を選手側に求めるようだ。

 

 そして、最後にバルセロナだが、エムバペサイドは、オファーを吟味したはずだが、その後の続報が伝わってこないことを見ると、一蹴された感が強い。
 これで、事実上マドリーとパリSGの一騎打ちがマーケット開幕まで続いていくこととなりそうだ。

 

 最後に、エムバペが自身のサッカーキャリアを考えて動くとすれば、23歳という若き年齢でマドリー移籍を実現させておく必要がある。
 スペインのリーグ全体の競争力はフランスの比ではなく、マドリーは常にCL上位進出を実現させている。

 

 一方、フランスリーグはパリSG1強の状況が長く続いており、チームのノルマはCL優勝のみ。
 そのために、経験豊富なベテラン選手を数多く獲得しているが、結果に結びついていないのが現状。

 

 バロンドールを筆頭とした個人賞獲得も、パリSGよりはマドリーに在籍しておく方が受賞する確率は格段に上がる。
 残すは、金銭面の問題だけ。

 

 エムバペは、最終的にはマドリーへ入団することになると考えられる。
 発表のタイミングは、4月の上旬または今季全日程終了のタイミングのどちらか。

 

 もちろん、マドリー移籍が実現する場合の時だけだが。
 全世界が注目するエムバペの去就だが、果たして定説通りマドリーへ新天地を求めることになるのか注目。

 

 

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