中盤弱体化に懸念のレアル、チアゴとピアニッチ獲得を目指す?

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 レアル・マドリーが、バイエルン・ミュンヘン所属のMFチアゴ・アルカンタラとユヴェントス所属のMFミラレム・ピアニッチ獲得を画策しているようだ。

 

 先日、チェルシーへ1年間のレンタル契約でMFマテオ・コヴァチッチの取引を完了させたマドリー。
 一方で、MFルカ・モドリッチも移籍を志願しチームを支えてきた選手の離脱が危惧されている。

 

 仮に、モドリッチもクラブ退団となれば代表級2選手を同時に失うこととなるため、新たな補強は必須だ。
 そこで注目しているのが、この夏移籍が盛んに報じられているチアゴとピアニッチだ。

 

 チアゴは、今夏バイエルンを退団しフルスペイン復帰の可能性を模索していると以前から話題。
 一時、バルセロナ復帰説も囁かれたが、今のところバイエルンとの交渉は進展がなく残留の可能性も残されている。

 

 チアゴ獲得の場合、バイエルンは6000万ユーロの移籍金を要求。
 マドリーが提示する条件次第ではオファーを受け入れる可能性もあり、バルセロナで育った天才肌の司令塔がマドリーへ加入するという“ 禁断の移籍 ”が実現するかもしれない。

 

 一方で、ユヴェントス退団がまことしやかに囁かれているのがピアニッチだ。
 マンチェスター・シティやバルセロナへの移籍が噂されてきた。

 

 マドリーは、ピアニッチが2008年から2011年までリヨンでプレーしていた当時獲得を検討したことがあった選手。
 ローマへ新天地を求めたものの、その才能は未だ高く評価していることは間違いないだろう。

 

 ユヴェントスへ移籍後レジスタとしての能力も開花。
 絶対的な司令塔として成長したピアニッチ獲得は、マドリーにとって大きな戦力アップに繋がるだろう。

 

 だが、問題はユヴェントスが設定する高額な移籍金だ。一説によればピアニッチの取引で8000万ユーロをユヴェントスへ要求しているとも言われている。

 

 より安価でスペインサッカー経験値を考慮すればチアゴ獲得に動く可能性は高いとみる。
 唯一気がかりな点は、中盤にアルトゥーロ・ビダル獲得を断行したバルセロナが、クラブOBのライバルクラブ移籍を黙って見過ごすかというところか。

 

 

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