ニース退団が噂のバロテッリ、指揮官は『 残る可能性の方が低い 』と示唆

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 ニース所属のFWマリオ・バロテッリ。今季終了後にクラブを退団が濃厚とされている。
 今季、全公式戦に出場し22ゴールをマークする活躍を見せるバロテッリ。

 

 この活躍とは裏腹にチームは低迷し、リーグ第30節を終了した時点で8位。
 欧州カップ戦出場権確保は厳しいのが現状。

 

 クラブ側は、攻撃のキーマンであるバロテッリ残留を熱望しているが、クラブの財政を考えると同選手をクラブに残留させることは不可能。
 すでに、代理人を務めるミーノ・ライオラ氏がセリエA復帰に向け精力的な動きを見せており、バロテッリの退団が近づいている。

 

 そんな中、クラブを率いるルシアン・ファブレ監督は『 彼が出て行かない可能性の方が低い 』と残留を諦めるようなコメントを残した。
 バロテッリ本人も、自身の去就が慌ただしくなりつつある現状を受け、次の通り発言した。

 

「 今シーズンは僕のキャリアの中でベストの1つだが、まだまだやらなければいけないことが残っている。より成長を求めるなら、フットボールのことだけを考えるべきだ。これはこのチームで学んだ最も重要なこと。僕たちにとって最大の目標はヨーロッパリーグの出場権を勝ち取ることだ 」

 

 悪童から優等生へと変貌を遂げつつあるバロテッリ。イタリア復帰を希望する声も聞こえつつあるが、高額な条件がネックとなり入団交渉は難航するのではないかと見られている。

 

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