バイエルン、リヴァプールからサディオ・マネ獲得を正式発表

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 バイエルン・ミュンヘンが、リヴァプール所属のFWサディオ・マネを完全移籍で獲得したことを正式発表した。
 バイエルンとマネは2025年までの3年契約を締結した。

 

 バイエルンは、今夏の移籍市場でFWセルジュ・ニャブリに移籍の可能性が浮上。
 ニャブリとは契約延長に向けた交渉を進めてきたものの、条件面が折り合わず今夏の退団が有力視されてきた。

 

 昨季、チームの主力として活躍を続けてきたニャブリ退団は、クラブにとって大きなダメージを受けることになる。
 そこで新戦力候補でリストアップしたのが、リヴァプールとの現行契約が2023年に満了を迎えるマネだった。

 

 マネは、バイエルンから接触があった当初から好感触を受け、移籍を前向きに検討。
 バイエルンとマネは複数回交渉を重ね、事前に個人合意を締結。

 

 だが、バイエルンはここからタフな交渉を強いられることになる。

 マネとの契約延長を断念したリヴァプールは、補強資金捻出のためマネをできるだけ高値での売却を画策。

 バイエルンとリヴァプールの間で行われた交渉は、実に3回。
 リヴァプールは、最終的にバイエルンから移籍金2750万ポンドに加え250万ポンドのボーナスを引き出すことに成功した。

 

 現在30歳のマネは、メス、ザルツブルク、サウサンプトンを経てリヴァプールへ。
 リヴァプール在籍時に実力が開花し、公式戦通算269試合に出場し通算120ゴールをマーク。

 

 名実ともにクラブの貴重な得点源として活躍。
 今季は、さらにCFへとポジションを移し新境地を開拓した。

 

 バイエルンにとって、前線でポリバレントに活躍できるマネ獲得は、絶対的エースFWロベルト・レヴァンドフスキ退団の穴を埋めることが期待できるかもしれない。
 リヴァプールで一時代を築き、世界有数のスコアラーとして成長したマネ。

 

 自身初挑戦となるブンデスリーガで、リヴァプールで魅せていたようなパフォーマンスを披露できるか注目だ。

 

 

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