シティが狙う次なる逸材は、マドリーで異彩を放つイスコ

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 マンチェスター・シティがレアル・マドリー所属のMFイスコ獲得に興味を示しているようだ。
 2013年夏の移籍市場でマラガからマドリーへ加入したイスコ。

 

 加入当時はまだ若く、マドリーのトップチームに帯同するものの多くの出場機会を得ることができず難しいシーズンを過ごしてきた。
 徐々にパフォーマンスが発揮され始めたのが、昨季。

 

 ジネディーヌ・ジダン監督の下でコンスタントな出場機会を得ると、瞬く間にチームを代表する選手へと変貌を遂げる。
 次世代の司令塔として攻守にわたり貢献するイスコ。

 

 キャリアハイのパフォーマンスを披露し、今季初めにクラブと2022年までの新契約にサインしたばかりだ。
 そんなイスコを誰よりも高く評価しているのがジョゼップ・グアルディオラ監督だ。

 

 ダビド・シルバが2018年に32歳を迎える。パフォーマンスは、まだまだ健在だが契約満了でシティを退団することを示唆しており、世代交代を含め攻撃的MFの補強は必要不可欠だ。

 

 イスコがグアルディオラ監督の補強リストの上位にいる選手の一人だということは間違いない。
 が、シティにとってクリアすべき難題は数多い。

 

 昨季終盤戦の時点ではマドリー退団を選択肢に入れていたイスコだが、今季ジダン監督の下でより重要視される選手の一人に成長しクラブと契約を延長したばかり退団の意思はないと考えるのが妥当。

 

 同時に、先日の契約延長でマドリーがイスコに設定した契約解除金は6億3700万ポンドという途方も無い金額。
 マドリーは、まずこの金額の値引き交渉に応じる意思がないことは明らかだ。

 

 オイルマネーで潤うシティといえど、簡単に手出しできる金額ではない。
 FFPを鑑みればなおさらだ。

 

 シティがイスコ獲得を実現させるためには、まず選手を口説き落とすことが必須。
 選手と基本合意に達することができれば、マドリーと言えど強気な姿勢を貫くことは難しいかもしれない。

 

 が、やはり途方も無い移籍金の支払いは必須であり、可能性は限りなく低いと考えるのが妥当なのかもしれない。

 

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