レアル・マドリー所属のMFイスコ。この夏、クラブとの契約延長でプレ契約を締結したことを発表していた。
最近まで、契約の詳細を詰める作業が行われていたようだが、ついに取引が正式に締結されることとなりそうだ。
クラブのフロレンティーノ・ペレス会長が、イスコと契約延長が完了したことを認めた。
昨季、クラブ内で激しいポジション争いに身を置き、大きく飛躍したイスコ。
史上初のチャンピオンズリーグ連覇、リーグタイトル制覇の2冠獲得に大きく貢献。
現地時間5日に行われたワールドカップ欧州予選のイタリア戦で2ゴールをマークするなど、飛躍のシーズンを迎えている。
昨季前半戦、マドリーで出場機会の少なさに現行契約( 2018年 )満了後に新天地を求めるとまで噂されてきた。
だが、後半戦にクラブ内での自身の立ち位置を勝ち取り安定した出場機会を取り戻し中心選手へと成長。
この大ブレイクに大きく関与したのが、指揮官であるジネディーヌ・ジダン監督だ。
ウェイトオーバー気味のイスコに対し、減量を求めた。
これにより、体のキレを取り戻しキャリアハイのパフォーマンスを披露することに成功している。
そんなイスコと新契約を締結したペレス会長は、次のようなコメントを残した。
「 イスコはとても若い時にレアルに来たが、全てにおいてレベルアップしている。現在のパフォーマンスは我々が確信していたようなものになっている。数日中に彼の契約更新を発表する。新契約は合意に達した 」
現在25歳のイスコ。新契約は、長期契約が締結されるとみられており、正式発表が待たれるばかりだ。