ASローマを率いるパウロ・フォンセカ監督。クラブは、今季限りでフォンセカ監督の退任を発表した。
2019年6月にローマ指揮官に就任し、今季で2シーズン目を迎える。
シーズン初年度はリーグ戦を5位でフィニッシュ。
今季、飛躍が期待されたもののリーグ戦で苦戦が続きリーグ第34節終了時点で暫定7位と低迷。
4月29日に行われたヨーロッパリーグ準決勝1st.レグのマンチェスター・ユナイテッド戦で6失点を喫し大敗し、これが決定打となったのかもしれない。
早くから解任報道が伝えられてきたフォンセカ監督だが、クラブは今季終了後の指揮官交代を決断したようだ。
今回の発表に伴い、ローマのダン・フリードキン会長は指揮官退任を次の通り説明した。
「 ASローマの全員を代表して、パウロ・フォンセカが過去2年間に見せたハードワークとリーダーシップに感謝したい。パウロはパンデミックをはじめとするいくつかの困難を乗り越えてチームを導き、その寛大さと公正さ、そして優れた人格を持って役割を全うしてくれた。彼の今後の活躍に期待するとともに、今後どこへ行っても素晴らしい戦力になると革新している 」
フォンセカ監督は『 この2年間は浮き沈みを経験したが、私を快く迎えてくれたこのクラブと街のために、常に全力を尽くしてきた。ファンや選手のみんな、そしてこの未知を支えてくれた方々に感謝したい。そして今シーズンはまだ重要な試合が残っており、いつも通り全力を尽くすつもりだ。本当にどうもありがとう 』とコメント。
今季、欧州カップ戦出場権確保は厳しい状況下であるが、残りの試合に全力投球することを誓った。
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今季限りでパウロ・フォンセカ監督の退任を発表https://t.co/Nw0auWl6Gx— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) May 4, 2021