解任目前のサッリ監督、来季指揮官残留を予想するも去就は不透明と示唆

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 チェルシーを率いるマウリツィオ・サッリ監督。自身の去就が未だ不透明な状況にあることを示唆。

 

 

 

 

 2018年夏にチェルシーの指揮官に就任したサッリ監督。
 セリエAでの実績が高く評価されチェルシーに新天地を求め、プレミアリーグ開幕から12試合無敗を維持し上々のスタートを切ったとみられてきた。

 

 だが、潜在的なイタリア的スタイルがファンに受け入れられず多くの批判を集める。
 徐々にフロントからの信頼も薄くなり、今季終了後の退任は既定路線とされている。

 

 自身の去就が未だ不透明な状況にあるとサッリ監督は次の通りコメント。

 

「 私はチェルシーに止まると思うが、確信は持てない。クラブはチャンピオンズリーグの出場権確保を私に託し、私たちはそれを達成した 」

 

「 皆さんはもうご存知だと思うが、私はイギリスのフットボールが大好きだし、プレミアリーグが大好きだ。プレミアリーグは素晴らしいレベルを有していて、世界一のレベルだと思うよ。スタジアムの雰囲気も素晴らしいね。ここにとどまれたら嬉しい 」

 

 サッリ監督の去就を決定づけるのは、FIFAが決定した補強禁止処分だろう。
 チェルシーは、現在処分軽減に向けスポーツ仲裁裁判所への上訴を検討している。

 

 調査時間確保のために、裁判所が処分保留を決定した場合、新指揮官招聘に動く可能性は残されている。
 ただ、現状を考えるとサッリ監督留任のシナリオが色濃いのが現実。

 

 CL出場権確保、ヨーロッパリーグ制覇の可能性を残すチェルシー。
 サッリ監督は一応の結果を残していることを考えれば、解任のシナリオは現実的ではないのかもしれない。

 

 来季も不透明ながら現体制でスタートし、来夏に新監督へバトンタッチというのが濃厚だと考えるが果たして。

 

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