イタリアサッカー協会は、ナショナルチームの次期監督人選に注力している。ロシア・ワールドカップ欧州予選で敗退し60年ぶりに本大会出場を逃している。
ジャンピエロ・ヴェントゥーラ元監督をサッカー連盟は解任を決定。
EURO2018本大会へ出場し、世界レベルでの競争力を取り戻さなければならないイタリア代表は、次期監督に大物指揮官招聘を画策。
現在自由契約のカルロ・アンチェロッティ氏や、ゼニト・サンクトペテルブルクを率いるロベルト・マンチーニ氏等がリストアップしている。
すでに、マンチーニ監督から袖を振られ、アンチェロッティ氏招聘に向け連盟は本腰を入れ始めようとしている。
イタリア代表監督の去就が注目を集めているが、アンチェロッティ氏の代理人を務めるジョヴァンニ・ブランキーニ氏は、次のようにコメントし代表監督就任の可能性を否定した。
「 カルロ・アンチェロッティが代表チームを率いることはないだろう。現時点で、彼には我々の目標と考えがある 」
今季途中にバイエルン・ミュンヘンの指揮官を解任されたばかりのアンチェロッティ氏。
現在自由契約で、年齢やこれまでのキャリアを考えれば、満を辞して代表監督登用と考えられていたが、来季プレミアリーグ復帰を模索しているとされている。
アンチェロッティ氏は、クラブでの監督業を継続していくことを画策しており、世論が求める以上のものを求めることを考えているのかもしれない。
次期代表監督の人選に注力している協会だが、カルロ・タヴェッキオ会長は、現地時間20日にも新監督が決定する見通しであることを強調。
複数のビッグネーム招聘が噂されるイタリア代表監督の席に、一体誰を招聘することとなるのか注目が集まりそうだ。