今夏に新監督人事を画策するインテル。アントニオ・コンテ氏招聘を画策しているが、同氏は破格のサラリーを要求しているようだ。
アントニオ・コンテ氏指揮官招聘を狙うインテル
コンテ氏は、就任に向け高額なサラリーを要求へhttps://t.co/ZooPsyBLLX— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) April 10, 2019
ユヴェントスやチェルシーでリーグ優勝という功績を成し遂げたコンテ氏。
2018年にチェルシー指揮官を解任され、現在は無所属の状態が続いている。
監督業復帰を模索するコンテ氏。
ルチアーノ・スパレッティ監督に限界説が囁かれるインテルが以前から関心を隠していない。
2018年にインテルの新CEOに就任したジュゼッペ・マロッタ氏が中心となってコンテ氏を説得していることは間違いない。
両者は、ユヴェントスで共に働いており旧知の仲だ。
ただ、コンテ氏はインテル指揮官を引き受ける条件に、年俸900万ポンドという破格の条件を要求しているようだ。
この条件をインテルが快諾することとなれば、セリエA最高額の年俸を受け取る指揮官となる。
ユヴェントス独走を留めセリエAでの復権を目指すインテル。
コンテ氏招聘が有力な解決策となるかどうかは疑問。
レンタルやフリートランスファー中心の戦力補強、クラブが抱える補強問題を考えればコンテ氏は指揮官候補に適任ではないと考える。
ユヴェントス、チェルシーと補強指針の問題を抱えていたことは周知の事実。
投資できる補強資金に限りのある現状で、コンテ氏招聘は大きなリスクでしかない。
就任初年度は良しとしても、来夏の移籍市場で小さくないトラブルの火種となる可能性も。
個人的には、クラブOBでパリ・サンジェルマンでも結果を残したローラン・ブラン氏が理想的な人材ではないかと考えたりしているのだが果たして。