ラツィオは、新監督にマウリツィオ・サッリ氏の就任を正式発表した。
2016年夏からチームを率いてきたシモーネ・インザーギ監督が突然退任しインテル指揮官に就任。
S・インザーギ前監督の下で昨季トップ4入りや、2019年のコッパ・イタリア制覇など大きな成長を見せていた。
しかし、前監督の突然の退任によりラツィオの監督人事が慌ただしくなっていたことは間違いない。
後任人事に急いでいたラツィオは、ユヴェントスやチェルシー、ナポリなどの指揮官を歴任したサッリ氏と接触し指揮官就任を打診。
両者は、年俸300万ユーロ程度の2年契約で合意に達したという。
元銀行員という異色のキャリアを持ち、独自のスタイルを構築することで有名なサッリ監督。
チェルシーやユヴェントスではその成果を思う存分披露することはできなかったものの、ナポリでの躍進は大きなインパクトを残した。
常勝軍弾復活に向け精力的に動くラツィオが、サッリ氏招聘で特有のポゼッションスタイルを構築することができるか。
なお、サッリ氏は指揮官就任でクラブにチェルシー時代に指導したルーベン・ロフタス=チークの獲得を求めているという。
ラツィオ
マウリツィオ・サッリ新監督就任を発表https://t.co/OPrjtku80K— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) June 10, 2021