今季限りで現役引退を表明したアル・サッド所属のMFシャビ・エルナンデス。早くも現役引退後のキャリアが決定することとなるかもしれない。
ベティス
新監督にアル・サッド所属のMFシャビ・エルナンデス招聘を検討か?今季限りで現役引退を発表したばかりの元スペイン代表MF招聘を画策https://t.co/DZOy5IiIdi
— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) May 4, 2019
シャビは、現役引退後、第2の人生に監督業をスタートさせる以降であることを表明。
自身が指導を受けたヨハン・クライフ氏やバルセロナで多くの名将の下で学んだスタイルを発展させていくことを示唆。
そんなシャビの去就に関心を示しているのがベティスであるという。
近年好成績を残すベティスだが、現指揮官であるキケ・セティエン監督は今季限りでクラブを退団する方針であるとみられている。
センティエン監督退任後も、クラブは攻撃的なサッカーを展開したいと考えており、シャビが持つ哲学に共感し招聘に向け動くことを検討。
近いうちにも監督ライセンスを取得するとの報道もあり、監督業スタートに向け準備は抜かりない。
シャビの理想は、古巣バルセロナでの采配だろうが、エルネスト・バルベルデ監督が好調のチームを牽引している現状では実現は難しそう。
クラブの規模、サポーターからの指示、保有するスカッド、クラブの野心など監督デビューの場所として理想的な規模のクラブかもしれない。
2015年夏、バルセロナからアル・サッドへ移籍した際、シャビはカタールで指導者としての道を歩むことも検討するとのコメントを残していた。
すでに、アル・サッドの育成部門にも尽力する働きをみせており、引退後もカタールにとどまりプロジェクトを邁進させていく可能性もある。
ベティスがシャビ招聘を実現させるために、どれだけ魅力的な条件を用意できるかが鍵。
現地メディアでは、ベティスが指揮官招聘オファーを提示した時点で、交渉は一気に進むであろうと伝えているが、果たして。