中国サッカー協会が、元イタリア代表DFのファビオ・カンナヴァーロ氏を中国代表監督に就任したことを発表した。
ファビオ・カンナヴァーロ氏
中国代表監督就任へhttps://t.co/EzHZGXXQCo— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) March 16, 2019
国際大会で結果を残すことができていない中国代表は、アジアカップ2019で準々決勝へ進出を導いたマルセロ・リッピ監督が大会終了後に退任。
後任人事に急ぐ中、長年培ってきたイタリアコネクションの継続を決断。
広州恒大を率いていたカンナヴァーロ監督のし期間就任を決定した。
契約期間は未発表だが、アジア圏で大きな大会は終了していることから2022年に開催されるカタール・ワールドカップを目指すこととなりそうだ。
なお、初陣は現地時間21日からスタートするチャイナカップのタイ代表戦からになる様子。
現役時代、ナポリやパルマ、インテル、ユヴェントス、レアル・マドリーなどでプレー。
イタリア代表として、2006年にワールドカップ制覇に大きく貢献。
バロンドール賞を受賞するなど輝かしいキャリアを歩み、2011年に現役から引退。
指導者としてキャリアをスタートさせ、中国やサウジアラビアのクラブを率い、2017年から広州恒大の指揮官に就任しスーパーカップを獲得。
カンナヴァーロ監督の指導者としてのキャリアは、未だ大成していない印象ではあるものの異国の地で着実に経験を積んでいることは間違いない。
中国サッカー協会は、2002年大会以来となる5大会ぶりのワールドカップ出場に向け、リーグ全体のレベル強化を強めている。
果たして、カンナヴァーロ監督就任で代表の発展へと導くことができるか注目だ。