中国サッカー協会は、先日代表監督を辞任したファビオ・カンナヴァーロ氏の後任に元指揮官であるマルチェロ・リッピ氏の復帰を発表した。
中国代表
マルチェロ・リッピ氏指揮官復帰を発表へhttps://t.co/piS1DrOIgP— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) May 24, 2019
かつて、ユヴェントスで黄金期を構築し、チャンピオンズリーグ優勝を経験。
イタリア代表を率いてもワールドカップ優勝を成し遂げた名将。
近年は、サッカー後進国である中国スーパーリーグの発展に尽力を続けており、2016年10月に中国代表監督に就任。
ロシア・ワールドカップ出場に向けアジア予選を戦ったものの、本大会出場を逃していた。
その後、指揮官を退任し広州恒大を率いるファビオ・カンナヴァーロ監督が代表監督と兼務する形で就任。
だが、就任後2試合で結果が思わしくない状況が続き、カンナヴァーロ氏は兼任が困難であることを理由に代表監督の座を退いていた。
代表のレベルアップに向け巨額の投資を行い大物指揮官招聘を画策していた中国サッカー協会。
マーケットを広く渡り歩いたものの、最終的に元指揮官のリッピ氏招聘で落ち着くことに。
中国代表は2022年に開催されるカタール・ワールドカップ本大会出場を目指し、熾烈なアジア予選をスタートさせることに。
リッピ氏の71歳という高齢が一つ懸念材料であることは間違いない。
果たして、悲願のワールドカップ本大会出場を実現させることができるか注目だ。