AFCアジアカップ2019準々決勝で敗退に終わった中国代表。
代表を率いるマルチェロ・リッピ監督が、この試合終了後に代表監督からの退任を発表した。
中国代表監督のマルチェロ・リッピ氏
AFCアジアカップ準々決勝敗退で指揮官退任を発表https://t.co/D0Xs9bbPCg— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) January 25, 2019
アジアカップ2019での飛躍が期待された中国代表。
だが、準々決勝でイラン代表に“ 3 – 0 ”と大敗。
リッピ監督の去就は、アジアカップ本大会終了後の退任が確実視されてきたが、今回の大敗で契約を延長することはなく中国から身を引くこととなるだろう。
「 この試合で中国代表との私の契約は終了する。中国ほど重要な国の重要なチームを率いることができたのは大きな名誉だった 」
リッピ監督は、イタリア代表を2006年ワールドカップで優勝に導くなど数多くの実績を残した世界的名称。
その後、中国に活躍の場を求め精力的に活動。
広州恒大の指揮官を経て2016年に中国代表監督に終了。
アジアカップ201では、グループステージを韓国代表に次ぐ2位で通過。
決勝トーナメント1回戦では、タイ代表を下しベスト8へ進出。
代表がアジアカップの決勝トーナメントで勝利を挙げたのは自国開催で準優勝した2004年以来の快挙。
リッピ監督が中国にもたらしたサッカーは中国サッカーの大きな繁栄に繋がる足がかりとなることは間違いなく、退任が惜しまれるばかりだ。