バイエルン・ミュンヘンの後任監督人事に注目が集まっている。
今季途中に、成績不振を理由にカルロ・アンチェロッティ前監督を解任。後任にユップ・ハインケス監督を招聘したバイエルン。
ハインケス監督就任で、再び常勝軍団へと蘇ったバイエルンだが、同指揮官との現行契約は今季終了で満了を迎える。
監督業からの引退を表明していたハインケス監督と、契約延長は難しく新たなサイクル構築に向け確かな実力者招聘に迫られている。
そんなバイエルンが、次期監督候補としてリストアップしているのが次の4人だ。
・ ホッフェンハイムのユリアン・ケパマン監督
・ 元ボルシア・ドルトムントのトーマス・トゥヘル氏
・ ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督
・ リヴァプールのユルゲン・クロップ監督
どれも逸材中の逸材であり、バイエルンの次期監督として見劣りしない面々だ。
最も可能性が高いのは、現在フリーのトーマス・トゥヘル氏だと伝えられている。
一時、好調ホッフェンハイムを率いるナーゲスルマン監督が最有力候補とされてきたが、恩師ハインケス監督がホッフェンハイムで経験を積むよう助言したため、数年間クラブを指揮することを強調。
3冠獲得を目指すバイエルンにとって、トゥヘル氏招聘は妥協の選択となるだろう。
レーヴ監督やクロップ監督が理想的な人選であることは間違いないが、それぞれ現在の仕事を優先させる方針であり、両者を引き抜くのは困難か?
現職の指揮官引き抜きは、事実上困難な現状を考えればトゥヘル氏招聘が最有力。
ハインケス監督からバトンを譲り受ける形で、次期バイエルン監督にトゥヘル氏が就任することとなるか今後の動きに注目が集まるだろう。
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