禁断の移籍再び、アトレティコがハメス・ロドリゲス獲得に関心か?

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 レアル・マドリー所属のMFハメス・ロドリゲス。アトレティコ・マドリーがハメス獲得を検討しているようだ。
 マドリーは、この夏ジネディーヌ・ジダン監督の構想から外れるハメスの売却を目論んでる。

 

 最近では、ナポリ移籍に向け交渉を続けていたが、ここにきて突如アトレティコが争奪戦に名乗り。
 アトレティコとマドリー両クラブは、これまで移籍マーケットで選手のやり取りを行って来なかった犬猿の仲。

 

 無論、同じ町に籍を置く両クラブのライバル関係がそうさせているわけで。
 ただ、両クラブにとって今夏の状況は異なる。

 

 主力大量流出のアトレティコは、計算できる選手の補強を。
 大型補強断行のマドリーは、余剰戦力の売却を。

 

 もはや、過去を引き合いに出し“ 禁断の移籍 ”などと言っている場合ではないのが現状だ。
 アトレティコは、ハメス獲得に5000万ユーロ前後の移籍金を用意しマドリーと交渉を進めていくことを画策。

 

 すでに、マルコス・ジョレンテをマドリーから獲得を決めているアトレティコは、再び引き抜きを断行することになるのか?
 マドリーにとって、国内のライバルチームの補強を手助けするような形の売却は行いたくないのが本音だが、10選手以上の売却を今夏のうちに完遂させる必要があり、受け入れ先クラブを選定している余裕はないはず。

 

 好条件のオファーは、クラブ関係なく検討していくというのが今夏の基本方針だろう。
 ただ、アトレティコには大きな問題が。

 

 すでに、ベンフィカ所属のFWジョアン・フェリックス獲得に向け1億ユーロを超えるオファーを提示。
 アントワーヌ・グリーズマン移籍で得る収益をあてにしての動きであることは間違いないが、さらなる出費は収支のバランスを考えても痛い。

 

 そこで、獲得資金確保に向けMFビトーやFWアンヘル・コレアの売却を検討。
 両者の状況次第で、ハメス獲得交渉から撤退する可能性も指摘されている。

 

 ナポリは、マドリーが設定する移籍金満額の支払いに難色を示している。
 収益のバランスを保つべく、高額な価格での売却を目論むマドリーは、今回のアトレティコからの関心をどのように受け取っているのか?

 

 ナポリ売却が理想的なプランだが、条件面を考えるとアトレティコ売却に大きなメリットがあるような気もするのだが果たして。

 

 

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