去就が注目のアリソン、リヴァプール、パリSG等が関心も、選手はマドリー移籍を希望

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 ローマ所属のGKアリソン。今夏の移籍市場で去就が最も注目されるGKの一人だ。
 すでに、リヴァプールやパリ・サンジェルマンといったクラブが獲得の可能性を探っているという。

 

 アリソンは、今季38試合中37試合に出場し、クラブのチャンピオンシップ準決勝進出に大きく貢献。
 欧州を代表する守護神へと急成長したアリソン。

 

 複数のクラブが獲得に関心を示しているが、選手本人が自身の去就について『 レアル・マドリーかr尚オファーを待っている 』とコメントした。

 

 先日、ジネディーヌ・ジダン前監督が指揮官を退任し、後任人事に動くマドリー。
 ジダン元監督は、ケイラー・ナバスに絶大な信頼を寄せていたが、クラブフロント陣はナバスに大きな信頼を亜づけておらず、近年マーケットが開く度に補強の可能性を模索し続けてきた。

 特に、今冬の移籍市場ではアスレティック・ビルバオ所属のケパ・アリサバラガ獲得に大きく近づいたが、ジダン前監督が補強を反対したため移籍交渉が破談。

 

 ジダン前監督が若く将来性を期待されるアリサバラガを、ビッグネームに成長させることができないこと、守護神に決定的なミスが目立つものの、一定のパフォーマンスを残すナバス両者を天秤にかけナバスを選択した過去がある。

 

 だが、ジダン前監督退任で状況は一変。
 新監督人事次第ではあるが、ジョゼ・モウリーニョ元監督時代から続く戦力補強における現在最優先のスタイルから、久々にフロント主導に回帰するのではないかと考える。

 

 すでにナバスに見切りをつけた感のあるマドリーフロント。
 いまだに獲得を検討しているマンチェスター・ユナイテッドのダビド・デ・ヘア、チェルシーのティボ・クルトゥワといったビッグネーム獲得の可能性を探っており、守護神の補強は既定路線か?

 

 ローマ側は、最後までアリソンの売却は否定的であるが、仮に移籍となれば5000万ユーロの移籍金を要求すると見られている。

 

 マドリーの資金面を考えると、アリソン獲得に必要な移籍金の捻出は問題ないだろう。
 だが、経験が浅いのが大きなリスクか?

 

 ブラジル・リーグで経験を積み、2016年夏にローマへ新天地を求めた。
 欧州2シーズン目で初めてスタメンに上り詰めシーズンを通して37試合に出場し、結果を残している。

 

 アリソンが移籍を熱望するマドリーが、同選手のキャリアをどのように評価することとなるか?
 欧州2シーズン目に、大ブレイクしたアリソン。

 

 マドリーが、市場価値が急騰し評価がうなぎのぼりの現状を、どのように判断するかがアリソンの移籍を決定させることとなりそうだ。

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